こんばんは☆

今週は名古屋で開催されていた、中央労働災害防止協会の心理相談研修に行ってきました。働く人の健康作りの近年の動向を始め、メンタルヘルスの基礎、心身・精神医学の基礎、ケア技法、事例検討など、内容濃き時間を過ごすことができました。改めて深められた事、新しく得られた気づきがたくさんありました。

 

でも、

 

新しい知識や新しい情報、経験が豊かになればなる程、

 

きっと、

 

“離れていくもの”

“見えなくなるもの” 

 

が、あるんだろうなと思いながら帰ってきました。

 

 

それは、「お客様視点(利用者様視点)」。

 

 

僕たちは、相談を受けたときや、悩みを訴えて来られたとき、ついつい自分の経験や知識、情報を通じて解決して上げたいとの思いが膨らんで来ることがあります。だけど、その行為が果たして目の前の人の自立を後押ししているかというと

 

???

 

一種の依存状態(全く解決出来ない)あるいは、半依存状態(少しは解決出来る)においては、積極的&消極的テーチングが有効になる場合があるのですが、おおよそ自己解決できはじめた半自立状態においては、自ら答えがあると信じて向き合う関わり行動がとっても大切になることがありますね。

 

新しい情報や体験、経験に触れた時ほど、“今・ココ”で感じている気持ちに寄り添うマインドを忘れないでいこうと思います☆(名古屋のうまいもんを教えて頂いてありがとうございます!矢場とん美味しく頂きました^^)

 

Ps.明日から大阪にてアンガーマネジメントコンサルタント研修です。頭がいっぱいになってきた・・・、という思い込みを書き換え、いざ出陣☆

IMG_5193.JPG

 

 

今日は、平和堂水口店広場にて、プレ子育て応援フェスタでした☆
11月12日(土)に、あいこうか市民ホールで開催される“こうか子育て応援フェスタ2016”に先駆けてのプレイベントとして、市内保育園〜中学生、ママ達のステージパフォーマンスが行われたり、にんじゃえもんとぽんぽこちゃんがきたりと大賑わいでした。当日は大阪市大空小学校のドキュメンタリー映画“みんなの学校”を上映されます。今ならチケットも残っていますので興味のある方は声をおかけ下さいね。スタッフの皆さま本当にお疲れさまでした☆


そして、明日の夕刻から金曜日迄、名古屋で行われる労災防の心理相談員専門研修です。メンタルヘルスの理解をさらに深め、フィードバックしてゆきたいと思います。なにか旨いもんあれば教えてください〜!

 

今年度がスタートして早いものでもう半年。

最近、子育てされているお母さんからのご相談で多いのが、子どもに落ち着きがなかったり、子どもが集団に馴染んでくれなかったり、離れてくれなかったりで、心がいっぱいになってしまうお母さん。その渦中にいるとほんとに辛くて、心が苦しくなることもたくさんですね。中には、「みんなと同じように行動して欲しい」「みんなと同じように育ってほしい」「みんなと同じように・・・」。子どもの事を思うからこそ、愛おしく思えたり、思えなかったりのたくさんの気持ちがこみ上げてきますね。

 

でも目の前で起こる出来事があまりにも長く続くと、現実をなかなか受け入れる事ができなくて辛い時間を過ごされている方もおられるのではないでしょうか。僕自身もいろんなものを見てきて、色々な体験をしてきた中で感じる事は、その渦中にいる時ってその問題がどこか外側にあるように感じ、解決の為の方法をずっと探し求めていました。

 

でも最近は、心が何かに反応するという事は、反応している自分の側に向き合うべき何かがあるのではないかと感じるようになりました。心がネガティブな方向に反応した時と言うのは、自分の心の中のコップに明るくて、楽しくて、どこか優しい何かを注いで貰いたいのに注いで貰えない時や、注いで欲しいものと違うものが注がれた時、あるいは、自分の中に既にあるものと同じものが注がれた時や、自分にはないものを注がれた時などに現われることが往々にしてあるのではないかと思えたのです。

 

起きた出来事を肯定的にフォーカスするとしたなら、もしかするとそれは、恐れている何かに気づけるチャンスかもしれないし、自分の中で許していないものに気づけるチャンスかも知れません。そこに気づくことによって実は問題がなかったという事に気づくことができるかもしれません。自分自身が決して悪いのではなく、そう思ってしまう自分がダメなのではなく、今・ココで感じている自分自身の気持ちを受け取る所から、どこか明るくて穏やかな心に出会えるのではないかと感じたのです。

 

そうはいっても、なかなか現実を直視できないこともありますね。受入れようと頑張っているのに受入れることができない。そんな時はどうか、頑張ることを手放してみてはどうでしょうか。受入れる事ができないと感じている、自分の気持ちを受入れるところから始めてみてはどうでしょうか。無理に受入れようとすると心が逆の方向に反応してしまうことがあるものです。


そして、自分自身が受入れたいのに受け入れる事のできない現実と出会った時、その過程においては、精神的打撃→否認→パニック→怒り→敵意→罪悪感→孤独感→無欲・無関心→諦め→受容。そして、新しい「希望」へ。そんな道筋があることも頭の片隅にちょこっとでも添えておいて頂けたら嬉しく思います。

 

「今居る場所」「今感じている気持ち」に、自分自身が寄り添い、自分自身の心への問いかけのその先に、明るくて、穏やかで、心地のよいゴールにたどり着ける日がきっと来るのではないかと思います。ゴールはいつもハッピーエンド。これから起こる出来事は全てそこに至る過程であることを私は信じています。

 

そして私達は、悩んで、苦しんで、もがいて、泣きたくて、辛すぎてどうしたらよいのか分からない・・・、その思いに共感しあえる存在としての親友や家族に近い、そんな存在でありたいと思います。誰も悪くないという真実と、問題は問題でなかったと心からそう思える真実、更に、世の中というコップはもっともっと大きくて豊かだと実感出来る真実。まだまだ微力ではありますが、水を介して、人を介して、心と体の健康つくりをお手伝いさせて頂きたいと思います☆

 

よっしー

 

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