こんばんは^^
早いもので夏休みが中盤にさしかかろうとしていますね。
ウェル・ビでも短期教室やイベントが続いていて、普段とは違ったお客様の笑顔に出会います。この時期はいつも心のままに全力で頑張りすぎてしまって、後になってから逆の方向に心が動いてしまうことがあるので大変です。なので今年は、「頑張る」から“楽しむ”にフレーム転換して毎日を過ごしています☆
僕はいつも、自分の心の状態を“振り子”に例えて考える傾向があるようです。今、僕の心は「どの辺にいるのかなぁ〜」って感じています。明るく、楽しい方向に振り動くことがあれば、そうでない方向に動くことがあったりと行く先は様々。
僕の経験上、たくさんポジティブに振れた振り子は、必ずといっていいほどネガティブな方向に振れる。でもね、その逆もあって、ネガティブに振れた振り子はまたポジティブに振れる。その振り幅は大きい時もあるし、小さいときもあったりする。
明るくポジティブな方向に心が動いている時って、その後に訪れるであろうネガティブを考えることって少ないのに、なぜか心が曇り始めた時には「やばいやばい」「なんだかいつもと違うぞ!」と、早くそこから抜け出したいと思う。不思議ですね〜
そんな、日常を過ごしていると時折訪れる“ネガティブな感覚”。
環境が大きく変化したり、うまく行かない事や逃げ出したくなる出来事、身近な人からのきっつ〜い一言に遭遇したりすると、心が苦しくなったり、いっぱいいっぱいになってどうしていいのか分からなったり・・・。そんな時に、心の中でオートマチック的に感じてしまいやすいのが、
・私のコト、分かってもらえていないのかなぁ・・・
・私のコト、理解してもらえていないなぁ・・・
・私のコト、認めてもらえていないのかなぁ・・・
・私のコト、愛してくれていないのかなぁ・・・。
そして、
・私は、嫌われているのかも知れない・・・
・私は、必要のない人間だと思われているのかもしれない・・・
・私は、悪く思われているのかもしれない・・・
・私は、いい加減な人だと思われているのかも知れない・・・
・私は、・・・。
でも果たして本当にそうでしょうか?
私たちって意外と “事実でないこと” に、振り回されていることがたくさんたくさんあるものです。
子育てにおける子ども達との関わりや、家族との関係、職場の人間関係などを通じて沸き起こるネガティブな感情。私たちは起きた出来事に対して、自分の都合のいいように勝手に解釈をしたり、あるいはそうで無い方向に意味を付けてみたりすることが往々にしてあるものです。
・怒られたから、私は・・・●●●
・厳しいことを言われたから、私は・・・●●●
・立場が変わったから、私は・・・●●●
・冷たくされたから、僕は・・・●●●
・メールがこないから、僕は・・・●●●
でも、
「○○○だから」= 嫌われてる!
「○○○だから」= ●●●●●
とは、限らないことがあるものですね。
心理用語に「地図は、現地ではない」と言う言葉があります。これは、「地図=(ことば)」は「現地=(事実)」ではないという事の比喩なのですが、地図はあくまで紙面上の地図であって、実際に見たモノは違うということです。「言葉」で語られたことが「事実」とは限らないという意味ですね^^
僕たちの心には、どんな方向にいっても心の中の振り子のように、必ず元の自然な状態に戻ろうとする力が備わっている☆
僕はそう信じています☆
- 2016.08.09 Tuesday
- ネガティブから抜け出す為の方法
- 22:45
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- by ●知田 良博(ちだよしひろ)