随分とご無沙汰Blogです!すっかり秋の気配ですね。
気付けば五感を切りながら、日常をなが〜〜く過ごしていたようです!
秋と言えば食欲の秋。読書の秋。運動の秋。
1964年の東京オリンピックを記念して制定された体育の日を境に、
“スポーツの秋”と呼ばれるようになったそうですが、
そんな枠組みにとらわれないで、
自分の心が望む、いろいろな、“○○の秋” を堪能できたらよいですね☆
今日は身近なご相談の中からQ&AコーナーPart.2です☆
(Q?)家では大丈夫なのに、人前ではいつも緊張して・・・。
家はきっと、心許せる環境なんですね。
家では明るくて、元気で、たくさん話ができるのに、
人前に出るとなぜか緊張感で心を閉ざしてしまう。。
そんな時に、
「緊張しなくても大丈夫!」
と、声を掛けられ、
更に緊張感が膨らんでドキドキ。
そんな経験をされたことはありませんか?
人は緊張すると、
→鼓動が早くなって、血圧があがり、呼吸が速くなる。
人は緊張すると、
→赤面し、汗をかいたり、鼓動がドキドキ速くなる。
これって実は、ごくごく自然なことで、
自分の身体を守ろうとする“心の防衛反応”でもあるのです。
呼吸が速くなるのは、
少なくなった酸素を多く取り入れてチカラを発揮しようとするから。
汗をかくのは、
暑くなった体を冷やして身体を守ろうとしているから。
人の身体には、そんな風に、
出来事に反応して、“闘う為・逃げる為”に必要なエネルギーを作り出す力をもっている。
緊張感は、その人のもっているチカラを、十二分に引き出す為に実はとっても大切なもので、
すべての行動に意味があるのです。
緊張はいろいろな形で現れますね。
・固まってしまったり、
・かんしゃくをおこしてしまったり、
・落ち着きがなくなってしまったり、
・汗をかいたり、心臓がドキドキ・・・、
緊張しているときに、
「緊張しなくても大丈夫!」と声を掛けられると、
「緊張したくないのに、できないのだー!」
って、叫びたくなりますね^^
脳は否定語を理解できないという性質があるため、
「○○しない」「○○してはいけない」と言い聞かせる思考は、
逆に緊張感を膨らませてしまうことがあるのです^^
詳しくは、ココロのworkshopで...^^
感情は、抑えこもうとすればするほどに、
こころの中で蠢き、
様々な行動や症状として、
湧き上がってくる性質をもっています。
緊張を感じているということは、
緊張を後押ししている “何か” がきっとあるはず。
自分の心で感じている感情を、
自分自身が素直に受け取ることが出来たなら
自分の心が感じている感情に、
自分自身で共感してあげることが出来たなら、
緊張は少しづつ和らいでいくのではないかと思います。
できる自分も、出来ない自分も全部ひっくるめて、
自分なのだから。
そして、
緊張を感じている人に出会ったときには、
ただただ、
「緊張するよね」
「心配だよね」
「不安だよね」
と、
“共感の言葉”で寄り添って上げてみて下さいね。
“共感の言葉は”
「自分のことを分かって貰えている」「理解して貰えている」の気持ちを育てます。
緊張を感じている “その何か?” に寄り添い、
安心を感じられたなら、
緊張が和らいで、少しづつ心開いてくれるかもしれません☆
ひさしBlogでした☆
- 2015.10.25 Sunday
- こどもの相談Q&Aるーむ
- 21:09
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- by ●知田 良博(ちだよしひろ)