私のブログにいらして頂いた皆様に感謝です!何か一つでもあなたの心に響くことがあったなら、その響きを大切な人に分けて頂けるととても嬉しく思います。
いつもBlogをご覧いただきありがとうございます。
いよいよ7月ですね。水が最高に気持ち良い季節がやってきました。
夏がそこまで来てますね。
今日は、成人指導の現場から “気づきの時間”
◎「クロールの呼吸が苦しいのですがどうしたらよいでしょうか?」
皆様のご期待に添えられるよう、本日のレッスンスタートです!
【Aさん】
●Aさん:「クロールの呼吸が苦しいんです・・・」
●コーチ:「クロールの呼吸が苦しいんですね」
●Aさん:「そうなんです。苦しくて・・・」
●コーチ:「どのように苦しいのですか?」
●Aさん:「・・・息は吸えているのですが、うまく吐けていない感じが・・・・」
●コーチ:「息は吸えているのですが、うまく吐けていない感じがするのですね」
●Aさん:「そうなんです。だから苦しく感じてしまう・・・」
【Bさん】
●コーチ:「Bさんはいかがですか?」
●Bさん:「私は、息がちゃんと吸えていないようです・・・」
●コーチ:「息がうまく吸えていない感じがするのですね」
●Bさん:「そうなんです。だから苦しいのかなぁ・・・」
【Cさん】
●コーチ:「Cさんはいかがですか?」
●Cさん:「私はね、顔が上げられないんです」
●コーチ:「顔が上げられなくて、呼吸ができない」
●Cさん:「そうなんです。だから苦しくて・・・」
「顧客満足」を掲げる企業はたくさんありますね。
お客様の満足の提供を第一として考え、サービス力を上げる。
とても大事なことです。
だけど、
私達の得てきた経験や知識、情報を “一方的” に伝え過ぎてしまう指導って、実は、
お客様の満足には繋がりにくいもの。
呼吸に苦しさを感じていた、Aさん、Bさん、Cさん。
お一人お一人のお声に、丁寧に耳を傾けてみると、皆さんの苦しさってそれぞれ異なりました。
お客様が、何を思い、何を感じ、何に困まり、何を必要としているのだろう・・・。
真の心は、聴いて見ないと分からないことがたくさんあるものですね。
お客さま満足の基本は、相手の立場に立つことが大事。
つまりそれって、
“共感” することが大事だってこと。
“共感” には、“感情を共にする”っていう意味がありますね。
楽しい事や嬉しいこと、悲しいことや苦しいこと・・・、そうした喜怒哀楽の感情を共にする。
人は、心の中で感じている気持ちにただただ “共感” してもらえるだけで心穏やかになれたりする。聴いてもらえている、分かってもらえているという気持ちは、心に安心感(うるおいとやすらぎ)を生み、信頼関係を育みますね。
信じて頼りにする気持ちが膨らめば、もっと話したくなるし、聴いて貰いたくなる。
●お客様:「クロールの呼吸が苦しいんです・・・」
●コーチ:「クロールの呼吸苦しいんですね」(共感)
●お客様:「そうなんです、苦しいんです」
●コーチ:「どのように苦しいのですか?」
●お客様:「息は吸えているのですが、うまく吐けていない感じがして・・・」
●コーチ:「息は吸えているのですが、うまく吐けていない感じがするのですね」(共感)
●お客様:「そうなんです!だから苦しく感じてしまう・・・」
人に話を聴いて貰えると、不思議と頭の中が整理されたり、
人と対話することで、なんとなくぼんやりとしたイメージや思いが明確になるってこと、
ありますね。
自立をサポートするって、そういう事だと思う。
人はついつい自分のことを伝えたくなる生き物。
なので、
悩んでる人には、答えを出したくなるし、
相談に来られたら、アドバイスしたくなるし、
問題があれば、解決したくなる。
でもそれは、
自分自身の満足を追求するものであって、お客さまの満足には繋がりにくいもの。
伝えることは大事。
だけど、
・相手の気持ちや言葉に共感し、
・相手の立場に立つことで見えてきた事を、
・私達なりに想像し、
・問題解決の為にそっと手を差し伸べることも大事。
・「考える力」も
・「問題を解決する力」も
・「新しいことを創造する力」も
・「生きる力の育み」も、
全てそこに繋がってる。
提供しているサービスやプログラムが本物ではないですね。
お客さまが満足するものが本物。
お客さまの気持ちや声に耳を傾け、
いい商品やプログラムを作り、
お客さまとの素晴らしい関係構築にエネルギーを注ぎながら、
今日も、明日も、お客さま満足主義で行こう。
今日の気づきの時間でした☆
◆photo&message:×sola