私のブログにいらして頂いた皆様に感謝です!何か一つでもあなたの心に響くことがあったなら、その響きを大切な人に分けて頂けるととても嬉しく思います。
Your happiness is my pleasure☆


こんばんは。
随分と肌寒くなってきましたね。
秋風が気持ちよく感じる季節がやってきました。だんだんと日が短くなってきたけれど、この時期の夕焼けはとても色鮮やかで、心に響きます。
(なかなかBest-Shotは撮れないけれど・・・。)




今日で、震災から7ヶ月。



実は昨日、原発についてのお話を聞かせて頂く機会がありました。


今日は、見たこと、聞いたこと、感じたことを投稿したいと思います。




〜 福島第一原発の真実 〜



原発って実は、海を暖める装置だった。

原子力発電所(1機)からいったいどれだけの電気が供給されているのかご存じですか?

原子力発電所1機で供給されている電気の量って、実は100kw。

でもね、100kwの電気を供給するのに、実は300kw必要なんです。

簡単に言うと、
300kwの内・・・ 
→100kwは電気として供給。
→200kwは捨てている。

捨てている200kw分って、実は、温排水となって海に捨てられている。
原子力の元になっている“ウラン”は「2800℃」の熱を出す。
冷やさないと溶けて流れ出てしまうから、水で冷やしながら発電している。

1秒間になんと70t。その冷却水としての電力が必要って訳。それによって海水温度にして実は7℃も向上(1機当たり)。

原発って実は、「海暖め装置」でもある。海を暖めて温暖化を促進し、自然、放射能や化学物質を海に捨てているのです。



大気中のセシウムは、広島原爆の170発分。

福島原発から大気中に放出されているセシウムの量ってご存じですか?

実は、広島原爆の“170発”に相当する量のセシウムが放出されているのです。
東京駅から出発した新幹線。出発時点でセシウムの量は0だっとしても、福島に到着する頃には、なんと10倍ものセシウムの量が新幹線の室内で既に検出されているのです。

発がん性物質しかり、身体に与える影響は未だ分からないことばかりで計り知れない。特に年齢が若くなる子ども達ほど、感受性が高くなるからその影響は多大・・・。



原発の被害はこれから・・・。

空気中、がれき、生き物、食べ物・・・。汚染された放射能は消せない・・・。
がれきを預かって焼却する業者も出始めていますが、消えない。

人間は、核分裂によって放射能をつくる装置は発明した。だけど、消す力はもっていない。隔離する他にすべはなく、その隔離方法ですら確立されていない・・・。
宇宙処理もダメ、氷床処理もダメ、海洋底処分も条例でダメ。地層処分が有力だけど、悲しいかな、お金がかかるからという理由で見送られている。

放射能管理区域規制という法律を国は反故しつつも・・・。法治国家っていったい・・・。

水の力によって冷却されているウランの固められた原子炉。
福島の原子炉はすでに倒壊。

2800℃の熱を持つウランは、圧力容器を溶かしながら、今もなお、地層に流れでている。その行方は未だ誰もわからないまま・・・。
いったいどうなってしまうのか。




これらは真実のごく一部。




実態はこれだけではなくて、

真実は、まだまだ知らされていない。

消し去られていた事実もたくさんあった。

最近はめっきり原発に関する報道は少なくなった。


これも、同じなのだろう。


原子力発電が投じてきたお金は、数兆円。


これまでに、広島の原爆のおよそ“約90万発”の量がすでに作り続けられてきた。


90万発分・・・。


そして、


福井にある“もんじゅ”に至ってはこれまで“1兆円”を投じられてきた。

もし、福井で同等の事故が起きたとしたなら、その避難の範囲は近畿全般だけでは及ばない。


・原発はエネルギー資源として意味があるのだろうか?


世界各国においては、原子力開発からすでに手を引き始めている。
なのに、日本においては、未だその方向性は途絶えることはないまま存続を訴え続ける人がいる。

福井の“もんじゅ高速増炉計画”にいたっては失敗を繰り返しながらも先延ばしを重ね、2050年度の確立に向けて計画化されつつある。
東電上層部や政府関係者によって・・・。



起こりえた事実。そして、これから起こりえるであろう事実。



いずれの事実も、これからの子ども達に責任はない。



でも、私たちにとっては、そうとは限らない。


何も知らされていないからと言って、責任がないとは言い切れない。


たとえ、その責任は国の安全性の伝授によって必要視されていたとしても、


たとえ、旗振りをしていなくても、


止められなかったことの責任はあるように思う。



原発はいるのか? いらないのか?


いらない。






そして・・・、


もともと原子力発電所は、誰の持ち物なのか?


原発は、東京電力の所有物。


原発を推進してきた原子力委員会・原子力安全委員会・文部科学省・・・、


いろいろあるけれど、


原発そのものは、東電の所有物。


企業は、物を作り、物を売る。


売った物に不具合が生じたのなら、その責任は誰がとるのか?



福島の救済(日本の救済)は、人の思いによって少しずつ復興支援がなされてきている。



だけど、原発を作り続けてきた東電は、企業としての責任をどう果たすのか?



東電破綻の話も出始めてはいるけれど、


救済支援する話もまた、存在する今の世の中で・・・。






今日の私の日記でした。





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