夏が終わり、すこしづつ秋の気配ですね。
年齢と共に現れるさまざまな“ちょっとした変化”
この夏は、“ちょっとした変化”を受け取りながら、食事や生活リズム、運動などの生活習慣を見直す準備期間として過ごしました。その時折に訪れる“ちょっとした変化”に気づけずにいたり、気づいていてもこの程度ならまだ大丈夫だから…と見過ごしてしまうと、やがて大きな姿で私たちの前に立ちはだかることになります。
僕もこんなことを書きながら、自分の身体のこと以上に、仕事や人の事を優先してきたことでその変化を受け取ることができず過ごした時間がありました。今強く思うことは“ちょっとした変化”は未来を健やかに活きるプレゼント。
そして、
変化を大事に受け取りながら日常を過ごしていく為の努力は、決して裏切らないし、他者貢献につながる第一歩でもあるということに気づかせていただきながら今回のブログを書き綴ってます。
みなさんはこの夏、“ツクツクボウシ”の蝉の鳴き声を耳にされましたか?
夏の始まりに聞こえるミンミンゼミ。
そして、
夏の終わりに聞こえてくるツクツクボウシ♪
この鳴き声の変化にもし気づけていなければ、五感を切った日常を過ごしているかもしれません…。
子どもの頃って、五感で感じたままに生きていますね。楽しいことは笑って、嫌なことはイヤで、悲しいときには泣いて…、心が感じたありのままを素直に表現しながら今日を迎えてこられた方が多いのではないかと思います。
心が感じたままを表現できている時って実は、「本当は〜したい!」の気持ちが素直にできているからストレスが小さいんですね。でも、大人になるとだんだんと頭で考える力が育ち始めますね。
「身体が疲れているのに、もっと頑張らないといけない…」「休むとみんなに迷惑をかけてしまう…」
「本当は体を休めたいのに、それではいけない…」と頭で言い聞かせながら頑張り続けている状態がまさにそれですね。頑張ることは決していけないことではないのですが、“気持ち”よりも“頭”で考えることを優先させ過ぎてしまうと、それがあなたの日常になり、“本当の気持ち”にすら気づくことのできない日常が定着してしまうことがあります。
五感をきった日常が当たり前になってしまうと “ちょっとした体の変化”でさえも気づけなくなってしまうのです。
そこで、今回は、五感を豊かに呼び起こす為の方法を一つお伝えしたいと思います。
それは“音”。
私達が五感…中でもちょうかくを通じて受け取る情報の一つに「音」がありますね☆
「音」には、一定に近いリズムのようで、実は不規則なリズムが存在しています。この不規則なリズムは「1/fゆらぎ」と呼ばれているもので、規則的でもランダムでもない、丁度いいあんばいな“ゆらぎ”のこと。
実は私たちの体にも「1/fのゆらぎ」を持っていて、心拍や体温、呼吸のリズムに大きく関わっています。ですので、自然現象である“音”を感知すると、人のリズムと共鳴し合い、自律神経が整えられ、精神が安定し、活力が湧くと考えらているのです。
波の音や川のせせらぎ、鳥の鳴き声、風の音、炎のゆらめきなど、自然界にたくさん存在している「1/fのゆらぎ」。疲れた心と体を回復する方法として“音”が、あなたの心に穏やかさを呼び起こす手助けになるかもしれません。ウェルビをご利用の皆さまも、ぜひスピーカーから流れる“音”に気持ちをゆだねてみて下さいね☆
ps.こんなことを綴っている私も、実は7月から体調が総崩れ。なんとか生きてます。2020年の夏は新たな生活習慣を見直す準備期間として過ごしました。食事・睡眠・運動。そのすべてを見直している最中です(コロナではないよ笑)。ようやく回復に向かい始めてきましたが、継続は力なり。自分の心と体を大事にしながら次なるステージに向かって歩き出せたらいいな☆
- 2020.09.12 Saturday
- 毎日を、よりよく変えていく為の“習慣”
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- by ●知田 良博(ちだよしひろ)