〜海が教えてくれたこと〜
Nalu は、日本語で“波”。
“波”は、繰り返し打ち寄せることから、幸せを運んできてくれる力があると言い伝えられてきました。
僕がなぜこの言葉を大事にしているかというと、それは、海がいろいろなことを教えてくれるからです。
波が穏やかなときは、心地よい波の音や、差し込む太陽の光。目に映るすべての景色が僕の心を開放し、さまざまな執着を手放してもいいよと教えてくれました。
波が荒々しいときは、考えることすら与えてもらえなくて、ただただ、その波を乗り越えることに夢中になり、気づけば充足感をもたらしてくれました。
波乗りは超へたくそですが、どうやら僕が海に行くのは、単に波乗りがしたいからだけではないようです。
世の中ではいろんなことが起きていて、悲しく思う出来事が相次いでおきています。
虐待とか暴力もそう。最近ではSNSによる誹謗中傷もそう。
小さいときに遊んでいた公園も、今では「大声をださないで!」「乱暴にあつかわないで!」と書かれた看板が立ち、小学校にも監視カメラをつけなきゃいけない時代になってきた。そんな環境でいったいどうやって“気持ちの世界”を発散することができるのだろうかと思う。
僕がプールの仕事に携わられせて頂いているは、水に入るほんのひと時でも、“気持ちの世界”を発散してほしいから。
お風呂に入るとほっこりするように、水に入ると、どこか人の心を優しくさせてくれる。そして、「また来週が楽しみ!」そう感じてもらうことができたなら、ただそれだけでまた1週間この世界で生きられるって思うから。大げさだと思われるかもしれないけれど心からそう思う。
日本はこんなに物が豊かにあふれているのに、悲しいかな自殺大国。きっとコロナが長引けば…また増える。だから、物で幸せは変えないんだろうと、心から思う。
そして人は、なぜ、ストレスを感じるのだろうと考えることがあります。
その答えも海が教えてくれました。
それは、きっと“今”を生きていないから。
僕はいつも、気が付けば、「過去」や「未来」に生きてることの方が圧倒的に多いと思っいてます。
・昨日、あんなことがあったけど…(過去)
・昨日のあの件、大丈夫かな…(過去)。
・過去の出来事や、過去の出来事に対するとらわれや、過去の失敗、苦い思い出(過去)
・過去を思い出し、生きてる。
そして、
・明日の晩御飯何にしよう…(未来)
・明日の会議、大丈夫だろうか…(未来)
・明日はうまくできるかな…(未来)
・未来のことを考えて生きてる。
それは生きていく中で必要で欠かせないもの。
でも、
「本当は〜したい」の“気持ちの世界”と、「〜しなければならない」と“頭で考える世界”が一致しない時間が続けば、
ストレスに変わる。
“今”を大事に生きる時間をほんのひと時でいいから持つこと。
それが僕にとっての海なのだと気づきました。
みなさんは、“今”を生きていますか?
更に、ゆとりある穏やかな人生を手にれたいと望まれた時、木とレジンがあなたの心と体を繋ぎ、既にあなたの中にある蒼く光り輝く「Nalu Blue」になれば嬉しいです。
読んでいただいてありがとうございます。
〈お披露目会のごあんない〉
◇テーマ:穏やかな風を手に入れる“蒼の世界”
■日時:7月23日(海の日)/ 24日(祝日)
■時間:10時00分〜15時00分
■場所:滋賀県甲賀市水口町貴生川692-6(自宅)
ps.会場は我が家。展示スペースのDIYがんばりました!でも家は40年を超える超古屋。展示しているスペースは狭いです。この部屋にはエアコンも無いから暑いです。でも、扇風機かけて飲み物お出しします。来てくださった方にプレゼントを只今準備しています。それでも、見に来ていただけたら嬉しいです。
- 2020.07.18 Saturday
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- by ●知田 良博(ちだよしひろ)