心がふわっと軽くなるブログ

ネガティブな状態から自分らしさを取り戻し、
穏やかな風を手に入れるHappyBlog☆
<< December 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< CHEERS-STATION ~ 手作り市開催 ~ | main | ユング心理学(16) 無意識なる心模様 アニマとアニムス Carl Gustav Jung >>
# エリクソンの発達段階論からの学び 〜第8段階:老年期のライフサイクル~ ericsson old


私のブログにいらして頂いた皆様に感謝です!何か一つでもあなたの心に響くことがあったなら、その響きを大切な人に分けて頂けるととても嬉しく思います。Your happi ness is my pleasure☆

新たなテーマとして加えた、心理学者:エリクソンの発達段階論。

※ライフサイクル8段階
1:乳児期      ・・・ (基本的信頼 vs 不信)
2:幼児期前期  ・・・ (自律性 vs 恥・疑惑)

3:幼児期後期  ・・・ (自主性 vs 罪悪感)
4:児童期    ・・・ (勤勉性 vs 劣等感)
5:思春期・青年期 ・・・ (アイデンテティ vs アイデンテティの拡散)
6:成人期    ・・・ (親密 vs 孤立)
7:壮年期    ・・・ (世代性 vs 停滞性)
8:老年期    ・・・ (統合性 vs 絶望)



今回は、
第8段階。

老年期 (統合性 vs 絶望) ・・・ 導かれるものは「英知」


「老年期」とは、おおむね “65歳以降(子育ての終了以降) ” までの期間を示しています。

◎この時期に克服が必要とされている“課題”は ・・・
「統合性 vs 絶望」
◎この時期に必要とされる “重要な出会い” は ・・・ 「自分の人生の聞き手との出会い



「老年期」 は、家庭の面では子育てが完了したり、仕事も面では退職したりと、それぞれに人生を経てきた中でいよいよ役割の方向転換を迫られる時期になります。この時期に重要となるのは、上記のように,“自分の人生の聞き手との出会い”

この時期には、これまで歩んできた人生の振り返りの時期でもあり、人生を自らの納得に基づいて歩んでこれたどうか? を見つめ直す時期でもあります。人生を歩んできた過程の中では、良いことや悪いこともあるでしょうし、上手くいった事、上手くいかなかった事もあるでしょう。そして、成功したこと、失敗したこと・・・等々、その全ての人生を受け入れていく時期になります。良いことや悪いことも全て、自己を形成してゆくが為の人生として受け入れられたなら、統合性、つまりは、 “自己を肯定できる心” を育ませてゆく事になるのです。

また、統合性を受け入れてゆくが為の過程においては、これまで獲得してきたそれぞれの段階における 「同一化」 がいかに獲得されてきたか? との度合いによって、自らの心で納得できうるものになるかの分かれ道になるようです。そしていよいよこの時期になると、 “死” と言うものの受け入れを始める時期に入っていきます。今まで歩んでこれた人生を受け入れていく事が出来たなら、統合性のとれた状態が自らの死をも受け入れる心を育ませてゆきます。

しかし、自分の歩んできた人生に満足感や納得感が得られない場合には、 「統合性 < 絶望」 となり、自分の人生に納得できず、後悔しながら 「絶望感」 を強く心に抱いてしまう場合があるようです。その背景には、これまで自分の歩んできた人生全てにおいて ・・・ 「職業的な意義」「社会的な意義」「家庭的な役割」 や、もっとも 「個人的な意識」 全てにおいて、自分自信の納得感をもってそれぞれの段階においての 「課題」 を克服して来れたかどうか? によって大きく影響されるものとなり、それらが獲得出来ていない場合には、どうしても 「絶望的」 にならざる得ない部分があるようです。

そうして 「老年期」 を、老衰や衰退といった後悔の考えで受け入れてゆくのか? それとも、そういったすべてのマイナス要因を受け入れながら、プラスの考えで受け入れていくのか? と、言うことは、まさに、エリクソンの発達段階の中での 「乳児期」 〜 「壮年期」 に至る課題をいかに克服して生きてこれたか?と言うことが大きく影響してゆくと言うことですね。

そして、それぞれの段階においての 「課題の克服」 は、いずれも “他者との関わり合い” を通じて 「自分」 と言うものの確立。つまりは、 “同一化” することによって “自分は自分である” 言った、一本の筋の通った “考え” “価値観” をもって、どの程度なされてきたのかと言うことによって成熟された「英知」が導かれてゆく・・・。

ただ、 「老年期」 の時期にこれまでの人生が例え、後悔に満ちた人生だったとしても、 「この世に生まれ、この世界に残してきたものがある」 ・・・そう思う心を感じられたなら、自らの人生を“肯定できる人生”へと心を育ませてゆくものなであり、そして、 「もう一度獲得できなかった部分を補いながら生きていけば大丈夫なんだ」 と、そう自分自身が思えたなら統合性を養い、内面的に満たされたものとなるものなのでしょう。

そして、人生の最終段階で、自我の統合性 > 絶望」 となっていれば、 「英知」 が導かれてゆくものなのですね。

※老年期を迎える人々に対する「肯定的に受け止められる環境の場の提供」・・・、つまりは、身体的支援の場としてだけでなく、 “自分の人生の聞き手との出会い” の場のとしての在り方がまた、この世代の人達に対する心的・社会的な支援として私達にできる役割であるように思えます。自らの生きてきた人生が「これで良かったんだ」と思えるか?否か?は、“自分の人生の聞き手との出会い”によっても大きく左右されるものでもあると言うことを感じられた今日の気付きでした。

↓更にエリクソンに興味のある方はこちらからどうぞ

| comments(9) | trackbacks(0) | 00:09 | category: エリクソンの発達段階論 |
コメント
縮約(縮退)自然数さん コメントありがとうござます!情念の解放によって英知に導かれることもあるように思えます。個人的には情念の受容という言葉の方がどこかしっくり感じてしまうのですが・・・。
| よっしー | 2019/05/24 2:30 PM |

 ≪…“自分の人生の聞き手との出会い”…≫に 
 SNSに ≪…『統合性 VS 絶望』の心理的課題から、今、健康でありたいと『「情念」の解放』…≫
をとあります。
 このことは、≪…「英知」が導かれてゆく・・・。≫と言う事に生るのでしょうか? 
| 縮約(縮退)自然数 | 2019/05/19 6:59 AM |

 ≪…“自分の人生の聞き手との出会い”…≫に 
 SNSに ≪…『統合性 VS 絶望』の心理的課題から、今、健康でありたいと『「情念」の解放』…≫
をとあります。
 このことは、≪…「英知」が導かれてゆく・・・。≫と言う事に生るのでしょうか? 
| 縮約(縮退)自然数 | 2019/05/19 6:58 AM |

 ≪…“自分の人生の聞き手との出会い”…≫に 
 SNSに ≪…『統合性 VS 絶望』の心理的課題から、今、健康でありたいと『「情念」の解放』…≫
をとあります。
 このことは、≪…「英知」が導かれてゆく・・・。≫と言う事に生るのでしょうか? 
| 縮約(縮退)自然数 | 2019/05/19 6:57 AM |

洋美さん コメントありがとうございます☆人生を生きていると良いことも、そうで無いこともありますね。後悔の中にも必ず“肯定的な意味”があると私は信じています。 例え納得感が得られなかったとしても、そう感じる自分を自分を否定しないで、ありのままの自分を受け止めてあげてみてくださいね。そして余力があれば、“私の人生はよかった”と毎日言って見て下さい☆自ずとその意図が現われ、その方向に心が向いはじめる事があるものです^^
| よっしー | 2017/11/20 10:18 AM |

 今56歳です。エリクソンの老年期の課題を読み、ドッキとしました。まさしく、今までの人生を納得できるか。後悔はあっても、いいこともあったと総合的に考えられるか・・本当にそれが課題です。
 生きてきてよかった。この人生でよかったと思えるように、自分の存在を肯定して生きていきたい。
| 向 洋美 | 2017/11/18 9:31 PM |

響さんコメントありがとうございます!雅巳さん、以前にコメント頂いていたのに返信できなくてごめんなさい。ありがとうございます! 参考文献は「ライフサイクル、その完結(みずず書房:EH.エリクソン)」です^^
| yoshihiro | 2014/08/04 10:11 AM |

いきなり失礼します。
看護学生をしている者ですが、今エリクソンの発達段階について(発達課題を乗り越えるために必要な関わりについて)調べています。
このブログに書かれていることがとても勉強になったのでもっと深く突き詰めたいと思ったのですが、何か参考にされた文献等ありましたら教えて頂けませんでしょうか?
お忙しいとは思いますが何卒よろしくお願いします。
| 仁科響 | 2014/07/26 8:43 PM |

エリクソンさんて偉いですね、この通りですね、私は看護師で今エリクソンを勉強しています。その時代時代を真剣に充実した人生を歩んでこそ、いい老年期を迎えることができる。心の持ちかたによって、全く逆の結果になる。今のこの混沌とした社会にこそエリクソンの考え方を人々に知ってもらいたいと感じました。ごめんなさい生意気言って。私はまだもうちょっと老年期まではあります。
| 津山 雅巳 | 2011/09/05 10:20 PM |

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://y-chida.jugem.jp/trackback/137
トラックバック
楽天
人生が変わるオススメ本
コメント
モバイル
qrcode
Well・Beイベント動画
検索
Trackback
Sponsored Links