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# エリクソンの発達段階論からの学び 〜第5段階:青年期のライフサイクル~ ericsson adolescence


私のブログにいらして頂いた皆様に感謝です!何か一つでもあなたの心に響くことがあったなら、その響きを大切な人に分けて頂けるととても嬉しく思います。Your happiness is my pleasure☆

新たなテーマとして加えた、心理学者:エリクソンの発達段階論。


※ライフサイクル8段階
1:乳児期      ・・・ (基本的信頼 vs 不信)
2:幼児期前期  ・・・ (自律性 vs 恥・疑惑)

3:幼児期後期  ・・・ (自主性 vs 罪悪感)
4:児童期    ・・・ (勤勉性 vs 劣等感)
5:思春期・青年期 ・・・ (アイデンテティ vs アイデンテティの拡散)
6:成人期    ・・・ (親密 vs 孤立)
7:壮年期    ・・・ (世代性 vs 自己陶酔)
8:老年期    ・・・ (統合性 vs 絶望)



今回は、第5段階。


青年期 (同一性 vs 同一性の拡散) ・・・ 導かれるものは「忠誠」


「青年期」とは、13歳〜22歳までの期間を示しています。

◎この時期に克服が必要とされている“課題”は ・・・
「同一性 vs 同一性の拡散」
◎この時期に必要とされる“重要な出会い”は ・・・ 「仲間集団と外集団(親友との出会い)




丁度、中学時代から大学時代位までの期間を示していて、子どもから大人になる時期だと言えます。 “思春期”と言う言葉を用いると分かりやすいかもしれませんね。


この時期の危機は 「 同一性 」「 同一性拡散 」

「同一」とはこれまでの見てきた段階 ・・・ 「 肯定的側面 対 否定的側面 」 を心の糧としながら乗り越え、統合してゆくことを示しています。
そして青年期の段階にはいると、その同一化されたものを土台にしながら、自らの自己を作り変えてゆく ・・・ つまり、 「 同一化 」 → 「 同一性」 を経ながらに自己価値を見出してゆく段階であると言えます。


この時期は、 「自分とは何か?」 「自分は何がしたいのか?」 「自分には何が合っているのか?」 「自分は何になりたいのか?」 ・・・ と言う様に、自分自身に気持ちが向けられる時期でもあります。 
また、 「自分が自分であると感じている自分」 を意識しつつも、 「自分が周りにどう映っているのか?」 とか、 「周りからどのように見られているのか?」 と言った事が気になり始める時期でもあります。


◆例えば・・・、

・家族の一員としての自分
・長男長女としての自分
・男としての自分/女としての自分
・友達としての自分
・部活動を通じた自分(キャプテンとしての自分や、それぞれの役割の中での自分)
・クラスメイトの一員としての自分
・会社の社員としての自分  等々。


そうした周囲の人達との関係性の中から、自分とは何者なのか?との問いに意識を向け、その葛藤を乗り越える事で、自己を確信してゆくのです。

「自分が自分であるという意識」 周りからどのように見られているのか?」 言った意識は、これまでに獲得してきた課題(第1~4)の段階において 「 同一化 」 されてきた事を土台にしながら、 「 ・・・としての自分 」 を感じ始める時期。ですので、同時にそれは、 「 他者からどう見られているのか? 」という“認識に差”を大きく感じる時期でもあるのです。

また、この時期は第二次性徴を迎え、身体的にも大きく発達してゆく時期でもあります。
「思春期」とも言われているこの青年期は、性的な変化の時期を意味していると言えますが、自分の性への自覚と、異性に対する興味が広がる時期である為、心と体のアンバランスさに対して、 「自分が自分であっていいんだ!」 と思える “自己を肯定できる心の育み” も、 同一性の育みに繋がりえるのです。そして、この変化に対する心理的な克服として、友達や仲間との出会いが重要になると言うことがよく分かります。


そうして、子どもから大人へと、大きく変わりゆく自分に後押しされながら、大人として実社会に出ていく為の準備・・・意識の大人化を自ら図ろうとする時期なのです。

その過程においては、

・自分にとって「望ましいもの・望ましくないもの」
・自分自身の理想に「添うもの・添わないもの」
・自分にとって「大切だと思えるもの・そうでないもの」


と言った価値基準を選択したり、そぐわないものを放棄したりしながら、友達同士や、クラスメイト、そして、社会的に自分は自分であるという自信を持ち始めながら 「 同一化 」 → 「 同一性 」 を図る大切な時期。

この時期には、 「 自分で選択する(決断する) 」 と言う、必然性が強いられていく時期でもありますので、当然、悩み事も増えていきますね。 進路についての悩みを始め、異性を意識し始める初期段階でもあるので、恋についての悩みや相談事も増えていきます。
この時期に、何でも相談できたり、打ち明けられたりできる親友や友達を持つことが大切だとされる理由もここにあり、そうした悩みを一つ一つ解決してゆく過程そのものが、実は、この青年期を乗り越え、同一性を獲得してゆく上で大切な時期でもあるのです。

そうして、自分自身の自己価値を育んでいくのです。


しかし、この時期に 「 同一性 」よりも 「 同一性の拡散 」 が上回ってしまうと、心身に不安定な心を残しまう場合があるのです。

「同一性の拡散」とは、その名のごとく、安定しないこと。定まらないこと。


つまり、自分自身の考え方や価値観・・・、もっと分かりやすく例えるなら、

・「自分はどういう人間なのか?」
・「自分は何がしたいのか?」
・「自分には何が合っているのか?」

と、言うこと分からないまま、不安定な状態のままで次の段階を迎えてしまうと言う事でもあります。
また、 「自分が自分である」 という心の育みが弱くなってしまうと言うことは、 “自分の欠点の認め” ができなかったり、“自信のなさ、自分を愛せない” と言った心の育みに繋がってしまうことにもなります。

少し余談になりますが、最近ではこの 「 青年期 」 を30歳位までとされる見方も出始めています。もちろん、段階年齢は人によって環境が違う為に様々なのですが、昨今のフリーターやニーとと呼ばれる人達が増えてきているのも、実は、この時期の仲間集団などを通じた親密性の育みの希薄化がもらたしている現象であるのかもしれません。

そうして、 「 同一性の拡散 」 が大きくなりすぎてしまうと、精神的不安さも大きくなり、自分自信が何者なのか分からなくなってしまう病になることも往々にしてあるようです。

 

【自己同一性とは (整理してみると・・・)
※自分は自分である、という自己意識と存在感を育むもの
※自分自身が周囲から、あるいや社会の中で認められた存在だという心を育んでゆくもの
※社会の中で役割を果たしているという確信と、自己価値観。
※自分の欠点を認め、自分自身を受け入れることができる自己受容を育みながら、自己を価値を確信してゆくもの。




☆解決が導くもの ・・・ 「親密性」
→解決とは、その時期の葛藤を自分自身の心に統合化されていく事によって育まれていくもの
☆中核的な病理  ・・・  「役割拒否」
☆心理、性的な段階と様式 ・・・ 思春期



そうた青年期を背景を踏まえると、この時期に必要となるものは、
※第二次性徴を迎える自分の身体への認
※同年齢の仲間やクラスメイトとの親密さ、仲間作り
※相談者となりえる、お兄ちゃんお姉ちゃん的存在となりえる場の提供
※異性との関わり環境の場の提供 


が、とても大切になることに気付かされます。



尚、青年期にこの「親密性」の獲得がスムーズにいかないまま、大人へと成長する場合も往々にしてあり、自分自身を愛せない・・・つまり、自己受容できない心を育ませてしまう場合もあるようです。しかし、大人になってからその時々の“出会い”を通じて「同一性」が育まれたならそれは、「親密性」の育みに繋がり、次なる成人期の段階にスムーズに移行できるということですね。

次回は、「6:成人期 (親密性 vs 孤独) について考えてみたいと思います。

更にエリクソンに興味のある方はこちらからどうぞ

| comments(4) | trackbacks(0) | 01:31 | category: エリクソンの発達段階論 |
コメント
ちよさん!blogを読んで頂きありがとうございます☆看護の道に向かって勉強なされているんですね。少しでもお役に立てたなら大変嬉しく思います。がんばってくださいね^^
| よっしー | 2016/01/09 5:19 PM |

看護学生です。
自分ではよく理解することができず、行き詰っている時にこのサイトに辿り着きました。
各段階ごとに分かりやすくまとめてあり、大変勉強になりました。
参考にさせて頂きます、本当にありがとうございました(〃^^〃)
| ちよ | 2016/01/06 3:49 PM |

西大歴さん、コメントありがとうございます。コメント遅くなってしまいました。参考文献は「ライフサイクル、その完結(みずず書房:EH.エリクソン)」です☆
| yoshihiro | 2012/10/30 5:58 PM |

非常に分かりやすく参考になりました。
差し支えなければ、参考文献をお知らせください。
| 西大歴 英智 | 2012/10/17 7:39 PM |

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