心の天気図

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# エリクソンの発達段階論からの学び 〜第2段階:幼児期前期のライフサイクル~ ericsson childhood


私のブログにいらして頂いた皆様に感謝です!何か一つでもあなたの心に響くことがあったなら、その響きを大切な人に分けて頂けるととても嬉しく思います。 Your happiness is my pleasure☆

前回より新たなテーマとして加えた、心理学者:エリクソンの発達段階論。

※ライフサイクル8段階
1:乳児期      ・・・ (基本的信頼 vs 不信)
2:幼児期前期  ・・・ (自律性 vs 恥・疑惑)
3:幼児期後期  ・・・ (自主性 vs 罪悪感)
4:児童期    ・・・ (勤勉性 vs 劣等感)
5:思春期・青年期 ・・・ (アイデンテティ vs アイデンテティの拡散)
6:成人期    ・・・ (親密 vs 孤立)
7:壮年期    ・・・ (世代性 vs 自己陶酔)
8:老年期    ・・・ (統合性 vs 絶望)


今回は、第2段階。

幼児期前期 (自律性 vs 恥・疑惑) ・・・ 導かれるものは「意思」


「幼児期前期」とは、1.5歳〜4歳 までの期間を示しています。


◎この時期に克服が必要とされている“課題”は ・・・ 「自律性 vs 恥・疑惑」
◎この時期に必要とされる“重要な出会い”は ・・・ 「母親もしくは、母親的存在)



この時期に入ると、子ども達の 「自律」 の心が育まれてゆきます。

この時期の「自律」とは、排泄のコントロールや、衣食住のコントロール、そして、感情のセルフコントロールをしながら育まれていくことが主にあげられます。
特に、排泄という体験は、自律の心を育む大切な段階と言われていて、うまく排泄できた事などを親にほめられたりすると、そのこと自体が「自律」の心の育みに繋がります。もちろん、失敗してしまって恥ずかしく感じる体験も心の育みに繋がります。

その段階を上手く乗り越えられると、上記で示す 「自律性 > 恥・疑惑」 となり、自己主張できる心を育んでいきます。

自分自身の欲求がコントロールできるようになることや、自分以外のことも考えてコントロールするようになる。 これが、幼児期前期のに獲得していく 「自律性」 と言われているのです。


また、この時期は、自分で何ができるだろうかと、不安や疑問を持つようになる時期でもあります。
自分の足で立つようになり、言葉がしゃべれるようになっていくことで、 “一人遊び” が始まります(友達と遊べるようになる前段階。)  “一人遊び” は、乳児期においての獲得された「基本的信頼」の土台の元に、「母親もしくは母親的存在」の人にしっかりと見守られているという実感を心で感じられる事が“前提”になっていくのですが、そうして、見守られながら一人遊びの世界を広げ、自分の事が自分でできるようになる自律の心の育みを獲得していくのです。

よく、友達とうまく関わることができない・・・とのご意見を頂く事がありますが、実はその背景には“一人遊びの不足”が往々にあることを感じます。そしてそれは、俗に言う “親離れの段階” とも言えますね。


この「幼児期前期の段階」で、親との関係において「自律」の心の育みが上手くいくと、自分自身の欲求をコントロールできるようになり、自分の 「意思」 が芽生え始めます。
つまり、自律の心の育みがスムーズに行けばいくほど、困難な状況に立ち向かえたり、我慢強くなる・・・と言うような、何事に対しても積極的に関わっていこうとする意欲の源になるのです。


また、この時期に入っていくと「母親、もしくは母親的存在」の人は、丁度この時期から躾を始める人も多いのではないかと思われます。 しかし、乳児期の「基本的信頼の獲得」に失敗していたり、あるいは、親の意志によって過剰にコントロールされたりしたまま(過干渉等)、この「幼児期前期」の時期を迎えてしまうと、自分自信の心を素直に受け入れられずに内に閉じ込めてしまったり、恥ずかしいと思う意識(気持ち(恥)が強くなりすぎて、自分に自信ができずに自己主張出来ずにいたり、「自分は十分に発達していないのではないか?」という無意識なる「疑惑」に心を覆われてしまう事もあるようです。

「自律性」の獲得に失敗してしまうと、何に対しても自信が持てない心や、疑ってしまう心、自分を偽ってしまう心を育んでしまう場合もあります。そしてそれは日常の振る舞いの中にも現れてゆきます。自己制御が成立していない場合には、自分の喜びの為に行う行動が、「母親が喜ぶから行う」「周りが喜ぶから行う」といった、自分の心の内を自分自身の中に閉じ込めてしまうような行為として現れてしまう場合があるのです。

昨今、子供たちが不幸の事件となる事象を引き起こしてしまったり、巻き込まれてしまう事件が数多く報道されていますが、世間一般的にみて「良い子」と呼ばれている子がこうした事件を引き起こしてしまう背景には、こうした幼児期に抑圧された“心理的要因”があるようにも思えます。いわゆる「我が子に限って・・・」と言われているやつですね。


また、この時期の危機を乗り越えられないと、自分自身や周囲の環境に対しても無力感に陥ってしまう場合もあるようです。幼児期前期の「恥」の肥大によって、それが強い憎しみに変わっってしまったり、わがままになってしまったり、自信がないのに嘘や虚勢を張ってしまったり・・・。
また、更に敏感なこの場合だと、無力感から他人や環境を変えることさえも諦めて親のいいなりになってしまったりするような、物事に対して消極的な心が養われてしまう場合もあるのです。


この時期の“援助者” 「母親、もしくは母親的存在」 になりますが、やはり親の無償の愛などによってしっかり甘えさせてあげる事がとても大切なように思えます。

ある種、「依存」のように思われる場合もあると言えますが、「自律」は「依存の上」に成り立つことを考えると、その必要性が理解できるように思えます。子どもの意思で興味や関心のあることを自由にやろうとすることはとても大切で、そこから育まれる心が、実は次の段階の「幼児期後期」の「自主性」の育みにも大きく影響してゆくものなのです。


ただ、安全管理及び、社会性から大きく逸脱した事に対しては、ある程度の制限や禁止も必要なことでしょう。子育てにマニュアルなんてありません。なので、この時期の自律性と恥との関係の中で、子どもの目線で、援助してゆける在り方も大切だと思えます。


☆解決が導くもの ・・・ 「意思」
☆中核的な病理  ・・・  「脅迫」
☆心理、性的な段階と様式 ・・・ 肛門/尿道/筋肉/排泄



先にも掲げましたが、大人になってからこの「自律性を獲得」してゆく場合も往々にしてあると述べています。幼少期に獲得できなかったとしてもその時の“出会い”を通じて自律の心の育みが得られたなら、次なる段階にスムーズに移行できるということですね。
特に、私達のようなスイミングやフィットネス業界においては、単なるスイミングから脱皮し、子育て支援施設としての在り方もまた、プログラムを支える基軸になることを強く感じる今・・・。
今日の気付きでした。


更にエリクソンに興味のある方はこちらからどうぞ

| comments(0) | trackbacks(0) | 00:45 | category: エリクソンの発達段階論 |
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