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# 発達段階に応じた安心の与え方

 

こんにちは^^

随分とご無沙汰Blogです。ちゃんと生きてます笑)

 

今週は連日、ママさん向けのおはなし会。
テーマは「こどもの自立を促す “安心” の与え方♪」

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Q)将来どんな子に育ってほしいですか?

 

「思いやりのある子に育ってほしい」

「自分に自信がもてる子に育ってほしい」

「友達を大切に出来る子に育ってほしい」

 

Q)その為に日常で意識されていることはありますか?

 

・・・。

 

^^

 

 

今回のおはなし会では、

 

・思いやりの心を育むためのポイントと、
・自立を促すための安心の与え方

 

をテーマに、遊びの発達段階を観点にワークショップさせて頂きました。

 

 

これからの時代は、

 

人から気持ちを安心させて貰うのではなく、自分で自分の気持ちを“安心”させることが求められる時代。

 

で、

 

その方法はと言うと、人それぞれ姿形に違いがあるように、それぞれに安心させる方法を身につけていかなければきっと、

 

大変になる。

 

特におとこの子は、家の外の社会性の世界で生きていくことが一生涯要求されますね。社会性の中で生きて行くと言う事は、仕事や人間関係、法や秩序、社会規範の世界が待っています。そんな家の外の世界を生き抜く力の一つに “踏ん張れる力” がありますが、そこが育っていないと社会からは価値がないものと見なされてしまいます。

 

勿論おんなの子も、女性活躍の時代を向かえる中では同じことが起こりえますね。となれば、気持ちをコントロールできる力がますます問われていくことでしょう。

 

気持ちをコントロールしたり、踏ん張れる力というのは、母親や母親的な存在を通じた“信頼感覚”=気持ちへの共感を経てきた先に獲得できるもの。

 

ちなみに踏ん張るというと、自分の意志を圧し殺して他者優位で生きて行くのではなく、WIin-Winのアサーショナルな関係性。自分の気持ちを大切にしながら、獲得した安心感覚が我慢を支え、我慢の先に “安心” を浮かべて立ち向かうことが出来るものです。

 

 

これからの未来は、

 

僕達の創造を遙かに超越したAI社会が待っている。

 

今、産まれた子どもたちって、20年後社会に出たとき、その70%の子ども達が今存在していない職業についていると言われています。更に、今ついている仕事の47%がロボットにとって変わられている・・・そんな未来です。

 

 

そんな世の中を生き抜く子育て感や、自身の研鑽と考動が・・・

 

まさに問われている・・・。

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↑今日のワークショップのおやつ

 

 

Ps.新しいテーマでのおはなし会はいつも不安と隣り合わせ。でも、やってみることで獲得できる気づきがたくさんあるものですね。先日頂いた新たなメンタルヘルスのコンテンツつくりもようやく形付いてきました。でもこの内容だと3時間を超えてしまう・・・。ワークもたくさんしたいけれど、、がんばろ!

 

 

| comments(0) | trackbacks(0) | 18:52 | category: エリクソンの発達段階論 |
# 恥ずかしい体験は、恥ずかしい生き方ではない☆

 

今日は、保育クラブにいてくれている子どもたちのパパさんむけのお話会♪

1.5歳を過ぎた頃から急加速する“イヤイヤ期”。わかっちゃいるけどこっちがイライラしてしまう・・・、ということも全て分って理解して・・・、普段はお仕事パパさんですが、子供やママへのあたたかな思いをたくさん感じた有意義な時間でした。

 

子ども達の成長を大きく後押ししてくれる身近な家族はとても大きな存在ですね。この時期は、意思の芽生えと共に「〜したい!」が大きくなって、出来ることがどんどん増えていく大切な時期。

 

 

でも、僕は、

 

「できなかった体験」から学べることもきっとたくさんあるのだろうと思います。

 

 

できる事がどんどん増えて、自立した子どもに成長して欲しいと望むママさん、パパさんはとても多いです。

 

だけど、

 

自立した子どもに成長して貰う為にどのような子育て(コミュニケーション)を意識されていますか?と質問させて頂くと、「えっ、なんだろ・・・?」のお声が以外と多い事に気づかされます。

 

中には、

 

自立した子ども=子どもに失敗させないこと。

 

そんな信念をお持ちの方も多かったり・・・。

 

 

でも、

 

・できない体験や

・うまくいかない体験や、

・間違った体験や、

・後悔体験や

・失敗体験から、

 

学べる事がきっとたくさんあるんだろうと思います。

 

 

恥ずかしい気持ちは、恥ずかしい体験をした人にしかきっと分らないだろうし、

情けない気持ちは、情けない体験をした人にしかきっと分らないだろうし、

人を疑う気持ちも、疑いたくなる体験をした人にしかきっとわからない。

 

 

「どんな子どもに成長して欲しいですかランキング」でもっとも多かったのが、

 

1位:思いやるのある子ども

2位:家族を大切にしてほしい

3位:友達を大切にしてほしい

 

 

思いやりの心も、“思いやることが大切だと思える体験”からしかきっと生れない。

 

失敗したり、

うまくいかなかったり、

後悔したり、

間違えたり、

 

その体験を通じて、自分の心で感じ取るもの

その体験を通じて、他者から感じ取るもの

 

失敗や、出来なかった経験を通じて恥ずかしいとか、情けないとか、悔しいとか・・・自分の気持ちをちゃんと感じ取ることで、自分の気持ちを大切にできる力や人の気持ちが分かる心を形成していくのでしょう。

 

自立した子ども=子どもに失敗させない事。

 

それはきっと、子ども(他者)が失敗することで、自分自身の心の中で感じるネガティブな気持ちを受け取ることが恐かったり、恥ずかしかったり、情けなかったりする非利得だと感じる気持ちが大きく影響しているのかも知れませんね^^

 

 

でも、

 

「できなかった体験」から学べることって、きっとたくさんある。

 

 

ただ、あまりにも「できなかった体験」が多すぎて恥ずかしい気持ちや罪悪感が膨らみ過ぎてしまうと、それはそれで友達(他者)と上手く関われなくなってしまったり、外社会とコミュニケーションがとれなかったり、言われないと積極的に行動ができない心を育んでしまうことがあることを知っておくことも大事かも。

 

 

「できたことの体験(自主性)」>「できなかったことの体験(恥・罪悪感)」

 

 

両方を相互に体験・経験することで、さらに強い目的意識をもった心が形成されていく。

 

 

私達が思っている以上に、

僕達の心の中には、“今”を乗り越えられるチカラが根ざしている☆

 

 

その渦中にいると気づかないけど^^

 

 

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# 3歳〜6歳の内面!?

 

3歳〜6歳頃の子ども達は、家族やごっこ遊びを通じて社会でよりよく生きていくために“必要な心”を形成していきますね。

 

例えば、自立心や競争心、向上心、好奇心、自尊心、自負心、安心、関心、決心・・・。心という漢字がたくさん存在しているように、様々な体験を通じて生きていくために必要な心を育んでいく。

 

丁度3歳〜6歳くらいの子ども達がどんな心を形成していくかというと・・・、

 

 

「目的”に向って進んで行く心の形成(自主性)」

 

 

3歳を過ぎた頃から、「あれがしたいなぁ」「これもしたいなぁ」と、どんどん外の世界に興味や関心を持ち始めていきます。目に映るもの全てに興味を示すようになるのでいろいろと試して見たくなったり、チャレンジしてみたくなったりと行動の幅もどんどんと広がっていくんですね。

 

好奇心が旺盛な子ども達を子育てされる保護者の中には、おてんば・やんちゃが過ぎて「もうてんてこ舞いーーー」と叫びたくなることもたくさんあるのではないでしょうか。。

 

でも、これらの行動はまさに、“目的に向って、自分で考えながら行動しようとする自主性”を育んでいこうとする時期だからこそ現われる現象なのです。

 

でも、

 

「〜したい」との目的意志が芽生え始める時期とは言え、うまく行かないこともたくさんです。チャレンジしても上手くできなかったり、試して見ても思っていたようにならなかったり・・・。そうすると出来なかった体験によって恥ずかしい気持ちを感じたり、中には無意識に罪悪感を感じたりすることもあるのです(イヤイヤ期の到来!!)

 

子育て渦中におられるママさん・パパさんの中には、失敗を体験させることに不慣れといいますか、失敗や恥ずかしい体験は子どもに必要無いと感じておられる方もおられます。

 

でも、実は、

 

“両方の体験”をさせることがとっても大事で、

“両方の体験”が、目的に向う自主性や、思いやりの心を豊かに育ててくれるのです☆

 

 

つづく・・・

 

 

 

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# やさしく思いやりのある心を育てる子育てヒント

 

こんにちは
梅雨入り確定!紫陽花の花が開き始めた今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?頑張りすぎた身体は元に戻ろうといろいろな形で現れるものですね。ちょうどその真っ直中にいる私です^^

 

昨日は、保育クラブに来てくれている保護者の皆様とお話会。乳・幼児期の発達段階のお話しの流れから、イライラ期の関わり方のワークショップ。このテーマでのお話会は始めてでしたので少々ドキドキでしたが、紅茶を飲みながらの有意義な時間を過ごさせて頂く事ができました。

 

・将来、どんな子どもになってもらいたいですか?
・その為に、意識されていることはありますか?

 

お話会に入る前にこんな質問をさせて頂きました。

 

すると・・・

 

生まれたばかりのママさん・パパさんのお声で多いのが「元気に健やかに育ってほしい」「自分の事は自分でできるようになって貰いたい」「人の気持ちが分る子に育って欲しい・・・」いろんなお声をたくさん頂きました。多くのママさんパパさんは、いろんな期待を胸に膨らませながらもなかなかうまくいかなくて・・・、でも、沸き起こるいろんな思いと抱えながらも一生懸命に頑張っておられるお姿に触れることのできた時間でした。

 

ある調べによると我が子にこうなって欲しい“ベスト10”は^^

 

1位 やさしく思いやりのある子
2位 家族を大切にする子
3位 友達を大切にする子
4位 素直な子
5位 挨拶がきちんとできる子
6位 好奇心旺盛な子
7位 頭のいい子
8位 礼儀正しい子
9位 たくましい子
10位 真面目な子/活発な子

 

人の気持ちを大切にできたり、人を思いやる気持ちを育んでもらいたいと願う声が多いですね。人との関係や人との繋がりを大事にすることで社会の中でよりよい人生を歩いてもらいたい親心を感じることができますね。

 

では、

 

「優しく思いやるのある子に育ってもらう子」や、
「家族や友達を大切にする子」に、

 

成長して貰うためには、どのような子育てを意識すればよいのでしょう?

 

 

この続きはまた次回☆

 

 

 〜ご参加頂いたママさんから、嬉しいお声を頂きました♪〜  

 

(T・Fさんより)
イヤイヤ期のNGワードはついつい言ってしまうので気をつけたいと思いました。確かにいい加減って意味、わからないですよね。じっとしなさいや、ちゃんとしなさいも分らないでしょうね・・・。チーチィングとコーチングの違いは目からウロコでした。一方通行で言われるとイヤになりますよね。やる気もなくしますよね。よっしーコーチのお話は毎回楽しいのでまたお願いします☆

 

(N・Uさんより)
頭では理解しているつもりでしたが、言葉にして講座を受けて感じるのは実際にそのときにどう対応できるのか!?すごい大切やったんやと思えました。これからの私の行動に注意して一緒にチャレンジして楽しみたいです☆

 

(K・Mさんより)
あてはまることがたくさんありました。言ってはいけないNGワードは私が主人にも言ってしまっているので、今日は帰ってから主人と話し合い、みんなで一緒にイヤイヤ期を乗り越えたいと思いました☆

 

(U・Mさんより)
コーチングのお話が子どもに考えさせることが大切だと教えて頂けました。考えさせるよりも先に言ってしまっていたので、今からでも考えさせて一緒に答えを探していこうと思いました☆

 

(M・Mさんより)
コーチのお話はとてもわかりやすく興味深くてよかったです。子どもの“嫌”が、大人の“N0”に似ているのではというお話が一番印象に残っています。ちょとイヤイヤ言われてもイライラしなくなりました。あとはコーチングの事を始めて知りました。お話を聞いてから意識するようになりました。いろんな事が収穫できたお話で良かったです☆

 

(I・Tさんより)
知らなかったことがいっぱいだったので子育ての参考にしたいです。保育だけでなく、心のケアまでしていただいた感じで感謝です☆

 

(Y・Sさんより)
今は大事な発達段階の時期であることがよくわかりました。まずは自分に、子どもに向き合ってあげるゆとりが必要だなと感じました☆

 

(Y・Kさんより)
イヤイヤ期真っ最中なのでこれから改めて、こうせっしてあげようなど話しを聞いて思えました。そのこの成長を心でみてあげたいと思います☆

 

(S・Hさんより)
2歳を過ぎてもそんなに大変なイヤイヤきではなかったんですが、2歳半になった今イヤイヤ期真っ最中です。つい自分も怒ってしまったり、もう知らんといってしまったりすることがあるのですが、自分に置き換えて子どもに向き合ってあげることが大切だとわかりました。ティーチングーとコーチングの違いが詳しく知りたいです☆

 

(K・Yさんより)
時間を改めて作って、子どものことを考えると言う事が減ってきていたので最近の息子に対しての関わり方を変えようとか、あっ、今のままでいいんだとか、思い直したり自分の子育てに自信を持てたりしました☆

 

(I・Yさんより)
イヤイヤ期は言ってはいけない言葉を3つともあてはまっていたのでドキッとしました。ネガティブな言葉はできるだけ避けたいと思います。ママのイライラの対処の仕方も教えて欲しいと思います☆

 

(T・Sさんより)
今化川手いる3歳のこども、これからうまれてくる赤ちゃんにとって大切菜関わりや関係生など改めて学ことができました。ついつい普段の関わりで「すごいすごい」「上手上手」と褒める事ばかりでもっとれまでの家庭や行動を大切にして認めていって上げられる上手な言葉がけをしてあげたいと思いました。親が心の余裕を持って、ゆっっくりとまって上げたり、時には止まって上げたり、することで子どもは前に進めると思うので、心の余裕を持てる人でありたいな☆

 

(T・Aさんより)
子どもに対してだけでなく、日頃のコミュニケーション能力を問われていると感じました。叱ったり起ったりは日常過ぎて改める機会も今までなかったのでお話を参考に声を荒げることがこれ以上ないよいに期をつけたいと思います☆

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# 3歳〜6歳までの子ども達の内面(其の二)

いよいよ4月ですね。春です!
毎日、水口スポーツの森の桜並木を通って職場に行くのがおきまりのルートなのですが八重咲きといったところでしょうか。いよいよ開花直前です!“桜”と言えば=「ピンク色」をイメージされるかたも多いようですが、実は、ギョイコウ(御衣黄)と呼ばれている“薄緑”のサクラがあるそうです。もしご存じの方はおしえてください!一度見てみたい!!

1+1=必ずしも“2” だとは限らないものですね^^

ということで、

今日は「3歳〜6歳までの子ども達の内面(其の二)」

この時期の子ども達は「自主性」と「罪悪感」の両方の心を育みながら、自分の事は自分で考えながら“目的”に向かって進んでいく力を獲得していく大切な時期ですね☆

「あれがしたいなぁ、これもしたいなぁ」と言った自分で発想し、行動しようとする意欲や自主性が出てくる時期で、目に映るもの全てに興味を示すようになり、いろいろなチャレンジが見受けられる時期でもあります。

この時期に「できなかった事」「失敗したこと」などの“罪悪感”が大きく膨らみ過ぎてしまうと、友達(他者)と上手く関われなくなってしまったり、外社会への環境に上手く馴染めずに適応能力が欠落してしまったり・・・。更には、言われないと積極的に行動ができない心を育んでしまうこともあるのです。

もちろんそれらは、「できない」や「失敗」を体験させない方がよいと言うことでは決してありません^^ 失敗や、出来なかった経験を通じて恥ずかしいとか、情けないとか、悔しいとか・・・自分の気持ちをちゃんと感じ取ることで、自分の気持ちを大切にできる力や人の気持ちが分かる心の育みに繋がっていくものなのです。この時期に大切なことは、両方の体験が必要で、自主性>罪悪感を上回る形で乗り越えられることがとても大切だと言うことです。

子ども達に訪れる諸所の葛藤によってお母さん自信も葛藤を感じる事がたくさんあるかもしれません。でも、子ども心で感じた“感情”を、子ども自身がちゃんとその気持ちを受け取ることが出来たとき、自分の事を自分で解決できる力が育ちます。子どもの育つ力を信じて寄り添ってあげてくださいね☆

(つづく)
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:16 | category: エリクソンの発達段階論 |
# 3歳〜6歳までの子ども達の内面(其の一)

こんばんは^^
今日は発達心理学の側面から、幼児期後期と呼ばれている3歳〜6歳の子どもの心の中を覗いてみたいとおもいます。

この時期の子ども達は「自主性」と「罪悪感」の両方の心を育みながら、自分の事は自分で考えながら“目的”に向かって進んでいく力を獲得していく大切な時期☆

「あれがしたいなぁ、これもしたいなぁ」と言った自分で発想し、行動しようとする意欲や自主性が出てくる時期ですね。目に映るもの全てに興味を示すようになり、いろいろなチャレンジが見受けられる時期でもあります。

好奇心が大旺盛な子ども達の中には、やんちゃしたり、いたずらをしたり、おてんばが過ぎて「てんてこ舞いでもうーーー」と叫びたくなることもあるのではないでしょうか。でも、これらの行動はまさに、自分で考えて行動しようとの自主性を育んでいこうとする時期だからこそ現われる行動でもあるんです!

この時期は、「〜したい」との意志の芽生えが始まる時期とは言え、まだ「何をしてもよくて、何をしたらダメなのか?」「何が正しくって、なにが間違っているのか?」といった判断ができない時期でもあるので、家族や他者との関わりを通じながらゆっくりとルールや社会性を育んでゆくことになりますね。

人との信頼関係を土壌としながら、お母さんのマネ事を始めたり、お母さんのような存在になれるようにと振る舞うことも...。両親からの期待も感じ取れるようになったり、両親をモデルとしながら、その試しの場を“友達”との関係の中で見出しながら“ごっこ遊び”を通じて外社会に出ていく心を育んでいくのです。

つまり、幼児期後期の段階になってくると自分がこれまで「母親」や「※母親的な存在」との出会いを通じて経てきた経験や体験を外社会で試しながら、


「自主性」&「罪悪感」 → 「目的」


の為に欲しいものや、チャレンジしたいとの旺盛な心や、野心と呼ばれる独立感覚の基礎となる心を育んでいくのです。

人との出会いや繋がりを実感出来る関係を感じることのできる存在ってとても大きなことなんですね。

(※母親的存在・・・産まれてきたことを肯定的に受け止めてくれる存在)

(つづく)
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:43 | category: エリクソンの発達段階論 |
# エリクソンの発達段階論からの学び 〜第8段階:老年期のライフサイクル~ ericsson old


私のブログにいらして頂いた皆様に感謝です!何か一つでもあなたの心に響くことがあったなら、その響きを大切な人に分けて頂けるととても嬉しく思います。Your happi ness is my pleasure☆

新たなテーマとして加えた、心理学者:エリクソンの発達段階論。

※ライフサイクル8段階
1:乳児期      ・・・ (基本的信頼 vs 不信)
2:幼児期前期  ・・・ (自律性 vs 恥・疑惑)

3:幼児期後期  ・・・ (自主性 vs 罪悪感)
4:児童期    ・・・ (勤勉性 vs 劣等感)
5:思春期・青年期 ・・・ (アイデンテティ vs アイデンテティの拡散)
6:成人期    ・・・ (親密 vs 孤立)
7:壮年期    ・・・ (世代性 vs 停滞性)
8:老年期    ・・・ (統合性 vs 絶望)



今回は、
第8段階。

老年期 (統合性 vs 絶望) ・・・ 導かれるものは「英知」


「老年期」とは、おおむね “65歳以降(子育ての終了以降) ” までの期間を示しています。

◎この時期に克服が必要とされている“課題”は ・・・
「統合性 vs 絶望」
◎この時期に必要とされる “重要な出会い” は ・・・ 「自分の人生の聞き手との出会い



「老年期」 は、家庭の面では子育てが完了したり、仕事も面では退職したりと、それぞれに人生を経てきた中でいよいよ役割の方向転換を迫られる時期になります。この時期に重要となるのは、上記のように,“自分の人生の聞き手との出会い”

この時期には、これまで歩んできた人生の振り返りの時期でもあり、人生を自らの納得に基づいて歩んでこれたどうか? を見つめ直す時期でもあります。人生を歩んできた過程の中では、良いことや悪いこともあるでしょうし、上手くいった事、上手くいかなかった事もあるでしょう。そして、成功したこと、失敗したこと・・・等々、その全ての人生を受け入れていく時期になります。良いことや悪いことも全て、自己を形成してゆくが為の人生として受け入れられたなら、統合性、つまりは、 “自己を肯定できる心” を育ませてゆく事になるのです。

また、統合性を受け入れてゆくが為の過程においては、これまで獲得してきたそれぞれの段階における 「同一化」 がいかに獲得されてきたか? との度合いによって、自らの心で納得できうるものになるかの分かれ道になるようです。そしていよいよこの時期になると、 “死” と言うものの受け入れを始める時期に入っていきます。今まで歩んでこれた人生を受け入れていく事が出来たなら、統合性のとれた状態が自らの死をも受け入れる心を育ませてゆきます。

しかし、自分の歩んできた人生に満足感や納得感が得られない場合には、 「統合性 < 絶望」 となり、自分の人生に納得できず、後悔しながら 「絶望感」 を強く心に抱いてしまう場合があるようです。その背景には、これまで自分の歩んできた人生全てにおいて ・・・ 「職業的な意義」「社会的な意義」「家庭的な役割」 や、もっとも 「個人的な意識」 全てにおいて、自分自信の納得感をもってそれぞれの段階においての 「課題」 を克服して来れたかどうか? によって大きく影響されるものとなり、それらが獲得出来ていない場合には、どうしても 「絶望的」 にならざる得ない部分があるようです。

そうして 「老年期」 を、老衰や衰退といった後悔の考えで受け入れてゆくのか? それとも、そういったすべてのマイナス要因を受け入れながら、プラスの考えで受け入れていくのか? と、言うことは、まさに、エリクソンの発達段階の中での 「乳児期」 〜 「壮年期」 に至る課題をいかに克服して生きてこれたか?と言うことが大きく影響してゆくと言うことですね。

そして、それぞれの段階においての 「課題の克服」 は、いずれも “他者との関わり合い” を通じて 「自分」 と言うものの確立。つまりは、 “同一化” することによって “自分は自分である” 言った、一本の筋の通った “考え” “価値観” をもって、どの程度なされてきたのかと言うことによって成熟された「英知」が導かれてゆく・・・。

ただ、 「老年期」 の時期にこれまでの人生が例え、後悔に満ちた人生だったとしても、 「この世に生まれ、この世界に残してきたものがある」 ・・・そう思う心を感じられたなら、自らの人生を“肯定できる人生”へと心を育ませてゆくものなであり、そして、 「もう一度獲得できなかった部分を補いながら生きていけば大丈夫なんだ」 と、そう自分自身が思えたなら統合性を養い、内面的に満たされたものとなるものなのでしょう。

そして、人生の最終段階で、自我の統合性 > 絶望」 となっていれば、 「英知」 が導かれてゆくものなのですね。

※老年期を迎える人々に対する「肯定的に受け止められる環境の場の提供」・・・、つまりは、身体的支援の場としてだけでなく、 “自分の人生の聞き手との出会い” の場のとしての在り方がまた、この世代の人達に対する心的・社会的な支援として私達にできる役割であるように思えます。自らの生きてきた人生が「これで良かったんだ」と思えるか?否か?は、“自分の人生の聞き手との出会い”によっても大きく左右されるものでもあると言うことを感じられた今日の気付きでした。

↓更にエリクソンに興味のある方はこちらからどうぞ

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# エリクソンの発達段階論からの学び 〜第7段階:壮年期のライフサイクル~ ericsson late middle age


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新たなテーマとして加えた、心理学者:エリクソンの発達段階論。

1:乳児期      ・・・ (基本的信頼 vs 不信)
2:幼児期前期  ・・・ (自律性 vs 恥・疑惑)
3:幼児期後期  ・・・ (自主性 vs 罪悪感)
4:児童期    ・・・ (勤勉性 vs 劣等感)
5:思春期・青年期 ・・・ (アイデンテティ vs アイデンテティの拡散)
6:成人期    ・・・ (親密 vs 孤立)
7:壮年期    ・・・ (世代性 vs 停滞性)
8:老年期    ・・・ (統合性 vs 絶望)

※ライフサイクル8段階


今回は、
第7段階。

壮年期 (世代性 vs 停滞性) ・・・ 導かれるものは「世話」


「壮年期」とは、おおむね “結婚 〜 子育て期” までの期間を示しています。

◎この時期に克服が必要とされている“課題”は ・・・
「世代性 vs 停滞性」
◎この時期に必要とされる “重要な出会い” は ・・・ 「仕事・家庭・子供や後輩達



この時期に重要となるのは、上記のように、 “仕事・家庭・子供や後輩達との出会い” になります。


「世代性」とは、 “次の世代” を育むという事に積極的に関与したり、関心を高めるというような意味があります。

・子供がいる家庭においては、自分の子供を育てると言う経験が当てはまります。
・職場などの場合では、後輩達の教育や伝承などが当てはまります。


「家庭」の中での子育てはもとより、「職場」などを通じて、 “自分自身がこれまでに経てきたもの・深めてきた事” を 「次の世代」 に託すといった意味が含まれていて、自分の経てきた事を身近な存在に伝承(指導したり・関心を占めす)することによって、親密な存在を自分たち自身でつくり出していきたいという心の育みの時期でもあります。
その過程の中では、自分を犠牲にしながら成長を援助してゆく場面も見られます。


そうしながら育まれてゆくのは 「世話する心」

そして、子育ての完了を経て、生活スタイルはいよいよ 「家庭志向」 から、 「自分志向」 へ変化し始める時期でもあります。



この時期に 「世代性」 を持つには、自分自身が確立されていなければならない為、“自分を磨いたり、能力を高める為の努力”や“深み” を持っていないと、それを「次の世代」に託せなくなり、場合によっては、社会的にも 「停滞」 してしまう傾向があるようです。
また、次の世代を育成することに関心を持てないでいたり、個人的にも満足感・充実感は得られにくく、それ以前に託そうとする意識も育まれにくくなるようです。

それらは「職業的な意識」「社会的な意識」「家庭的な意識」、もっとも「個人的な意識」もそうかもしれません。


そして、この時期には、 「中年の危機」 といわれるような問題が顕在化し始めていきます。
大きく2つの視点から考えてゆくと・・・、

1.『いろいろな事に限界を感じ始める時期』
・・・ 「体力の限界」「能力や可能性に対する限界」「若い頃描いていた理想像への限界」 ・・・等々、いろんな意味での限界を感じ始める時期となります。
その為に、自分の人生を問い直したり、アイデンティティー(自己の同一化)を再確立しようとしたりする傾向も出始め、その過程で悩み、鬱などの症状を発症する事もこの時期の特徴だと言えます。 また、

2.『自分の内なる異性との折り合いをつける時期』
・・ 自分が思い描いていたように生きられなかった背景として、自分の心の中の異性としての感情と結びつきやすい反面があるようです。
自分が “置き去りにしてきた部分の生き方” に関心が行き始め、そういった意味では自分の内面的な心の感情と統合していかなければならない部分が出始めていくようです。


そのように 「壮年期」 には、今まで未解決だった 「課題」 が再現されやすくなっていく時期でもあり、そういったものと向き合うことで心が育まれ、次の段階への以降をスムーズに迎えられるようです。


※昨今、大人達による犯罪行為も多くのマスメディアで連日報道されていますが、実はこうした背景には、発達時期の遅延化がもたらす各段階での課題・・・危機を上手く乗り越えられなかった事による発達の歪みからもたらされているようにも思えます。
また、発達障害をもつ子供達が増えつつある今の社会を見ても、そうした大人社会ににって育まれるつつ状況が、少なからず子どもが自分の発達課題を達成に影響を及ぼしているのではないかとも思えます。


☆解決が導くもの ・・・ 「世話」
→解決とは、その時期の葛藤を自分自身の心に統合化されていく事によって育まれていくもの
☆中核的な病理  ・・・  「拒否性」
☆心理、性的な段階と様式 ・・・ 子孫を生み出す/自分思考(自分にお金をかける)



PS.毎回ですが、「エリクソンの発達段階論」には多くの事を気付かされます。

また、こうした視点から、生活テーマに添うプログラムの開発並びに、個々の体調の変化を支援できる在り方も、今後ますます必要とされる世の中に変化しつつあるように思えます。

次回はいよいよ最終段階 「8:老年期 (統合性 vs 絶望)」 について考えてみたいと思います。


更にエリクソンに興味のある方はこちらからどうぞ

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# エリクソンの発達段階論からの学び 〜第6段階:成人期のライフサイクル~ ericsson babyhood


私のブログにいらして頂いた皆様に感謝です!何か一つでもあなたの心に響くことがあったなら、その響きを大切な人に分けて頂けるととても嬉しく思います。Your happiness is my pleasure☆

新たなテーマとして加えた、心理学者:エリクソンの発達段階論。

※ライフサイクル8段階
1:乳児期      ・・・ (基本的信頼 vs 不信)
2:幼児期前期  ・・・ (自律性 vs 恥・疑惑)

3:幼児期後期  ・・・ (自主性 vs 罪悪感)
4:児童期    ・・・ (勤勉性 vs 劣等感)
5:思春期・青年期 ・・・ (アイデンテティ vs アイデンテティの拡散)
6:成人期    ・・・ (親密 vs 孤立)
7:壮年期    ・・・ (世代性 vs 自己陶酔)
8:老年期    ・・・ (統合性 vs 絶望)



今回は、
第6段階。

成人期 (親密性 vs 孤独) ・・・ 導かれるものは「愛」


「成人期」とは、おおむね20〜30歳代までの期間を示しています。

◎この時期に克服が必要とされている“課題”は ・・・
「親密性 vs 孤独」
◎この時期に必要とされる “重要な出会い” は ・・・ 「友情・パートナー・協力関係・異性



この時期に重要となるのは、上記のように、 「友情関係・パートナーとの出会い・異性」 との出会いになります。

社会の一員として就職して働き、恋愛をし、結婚するまでの期間とも言えます。
この時期に、現実生活を通じて愛する大切な他者を見つけます。

自分を愛してくれる大事な他者を見つける事によって、特別な魅力と愛情を経ながら親密な関係・相互的なコミュニケーションを形成する時期でもあります。


この段階は、前段階である 「青年期・思春期」 で育まれてきた 「同一性」 ・・・  “自分が自分であっていいんだ!” と思える自己肯定できる心の育みを土壌にしながら “親密性” を育んでいきます。「前段階 がスムーズにが獲得できていればいるほど、自分自身にある程度の自信が持つことができて、他者との自分の関わる事柄に親密さを感じることができると言われています。

そして、

「親密性」 とは、時のごとく、他者と親密な関係を築いてゆく事。

もう少し分かりやすく言うと、 「自分は何かを失うんじゃないか?」と言う不安を持つ事なしに“自分自信の同一性” と、 “他者の同一性” を融合し合うことのできる能力の育みを示しています。

様々な “出会い” を通じて、相手の価値観や自分とは異なる異質な部分を認め、尊重しながらパートナーを選び、関係を築いていく ・・・ そして、就職・恋愛・結婚というこの頃に起こる人生のイべントに対応しながら人生がより充実感を育んでいくのです。


そして、

この時期の危機は 「親密性」 vs 「孤独」 であることは掲げました。

「親密性」 は男女関係に限らずに 「他者の欲しているものや関心を示しているものを感じ取れるようになったり」 、 「不安なしに自分の持っているものを他人に分け与えることができる事」 などもそれに値します。

しかし、この段階において、自分の気持ちを素直に伝えられず、相手を受け入れる事ばかりに心を向けすぎてしまったり、それとは反対に、自分の気持ちを一方的に伝え続けるような 「関係性」 が強く育まれたしまったなら (相手への支配欲が強くなりすぎたり、相手に服従してしまう場合などの場合には) 、どちらか片方の “親密性” しか育まれない事になり、そうなってしまうと、その心を防衛しようとして 「孤独感」 を強めてしまう場合もあるようです。

また、前段階で獲得すべき 「自己の同一性(アイデンテティ)」 に失敗していたり、確立されていないような場合にも、「相手に依存しすぎてしまったり・・・」、「頼りすぎたり・・・」「あるいは支配したり ・・・」 と、対等な関係が築けずに孤立感を強めてしまう場合もあるのです。

そしてそれは、異性に対しての出会いを通じて現われやすく、人間関係を親密に育もうとしても、自己表現が上手く出来ないでいたり、自分の気持ちを素直に伝えられず、表面的で形式的な人間関係しか結べなくなることもあるのです。


「親密性」 の形は、同性や異性、友情、性的なもの ・・・ 等々、様々にありますが、やはり、異性との関係の中における 「親密性」 は重要な意味を持つと言うことになります。

この 「成人期」 の段階では、 「親密性 」 > 「孤独」 となることが望ましいとされていますが、もし、仮に、 「親密性 < 孤独」 であったとしても、これから様々な “出会い” を通じて表現したり、経験したりする事が出来たなら、それらの危機を克服することにより “愛” が育まれ心豊かにし、次の段階への以降をスムーズに後押してくれるのです。

そうして互いの “自己同一性(アイデンティティ)” を尊重し合いながら 「親密性」 を育てることができたなら、 「親密性」 が 「孤独」 を上回る事ができ 「孤独」 を癒してくれるのです。


☆解決が導くもの ・・・ 「愛」
→解決とは、その時期の葛藤を自分自身の心に統合化されていく事によって育まれていくもの
☆中核的な病理  ・・・  「排他性」
☆心理、性的な段階と様式 ・・・ 性器期



次回は、「7:壮年期 (生殖性 vs 停滞性)」
中年期世代の心模様について考えてみたいと思います。


更にエリクソンに興味のある方はこちらからどうぞ

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# エリクソンの発達段階論からの学び 〜第5段階:青年期のライフサイクル~ ericsson adolescence


私のブログにいらして頂いた皆様に感謝です!何か一つでもあなたの心に響くことがあったなら、その響きを大切な人に分けて頂けるととても嬉しく思います。Your happiness is my pleasure☆

新たなテーマとして加えた、心理学者:エリクソンの発達段階論。


※ライフサイクル8段階
1:乳児期      ・・・ (基本的信頼 vs 不信)
2:幼児期前期  ・・・ (自律性 vs 恥・疑惑)

3:幼児期後期  ・・・ (自主性 vs 罪悪感)
4:児童期    ・・・ (勤勉性 vs 劣等感)
5:思春期・青年期 ・・・ (アイデンテティ vs アイデンテティの拡散)
6:成人期    ・・・ (親密 vs 孤立)
7:壮年期    ・・・ (世代性 vs 自己陶酔)
8:老年期    ・・・ (統合性 vs 絶望)



今回は、第5段階。


青年期 (同一性 vs 同一性の拡散) ・・・ 導かれるものは「忠誠」


「青年期」とは、13歳〜22歳までの期間を示しています。

◎この時期に克服が必要とされている“課題”は ・・・
「同一性 vs 同一性の拡散」
◎この時期に必要とされる“重要な出会い”は ・・・ 「仲間集団と外集団(親友との出会い)




丁度、中学時代から大学時代位までの期間を示していて、子どもから大人になる時期だと言えます。 “思春期”と言う言葉を用いると分かりやすいかもしれませんね。


この時期の危機は 「 同一性 」「 同一性拡散 」

「同一」とはこれまでの見てきた段階 ・・・ 「 肯定的側面 対 否定的側面 」 を心の糧としながら乗り越え、統合してゆくことを示しています。
そして青年期の段階にはいると、その同一化されたものを土台にしながら、自らの自己を作り変えてゆく ・・・ つまり、 「 同一化 」 → 「 同一性」 を経ながらに自己価値を見出してゆく段階であると言えます。


この時期は、 「自分とは何か?」 「自分は何がしたいのか?」 「自分には何が合っているのか?」 「自分は何になりたいのか?」 ・・・ と言う様に、自分自身に気持ちが向けられる時期でもあります。 
また、 「自分が自分であると感じている自分」 を意識しつつも、 「自分が周りにどう映っているのか?」 とか、 「周りからどのように見られているのか?」 と言った事が気になり始める時期でもあります。


◆例えば・・・、

・家族の一員としての自分
・長男長女としての自分
・男としての自分/女としての自分
・友達としての自分
・部活動を通じた自分(キャプテンとしての自分や、それぞれの役割の中での自分)
・クラスメイトの一員としての自分
・会社の社員としての自分  等々。


そうした周囲の人達との関係性の中から、自分とは何者なのか?との問いに意識を向け、その葛藤を乗り越える事で、自己を確信してゆくのです。

「自分が自分であるという意識」 周りからどのように見られているのか?」 言った意識は、これまでに獲得してきた課題(第1~4)の段階において 「 同一化 」 されてきた事を土台にしながら、 「 ・・・としての自分 」 を感じ始める時期。ですので、同時にそれは、 「 他者からどう見られているのか? 」という“認識に差”を大きく感じる時期でもあるのです。

また、この時期は第二次性徴を迎え、身体的にも大きく発達してゆく時期でもあります。
「思春期」とも言われているこの青年期は、性的な変化の時期を意味していると言えますが、自分の性への自覚と、異性に対する興味が広がる時期である為、心と体のアンバランスさに対して、 「自分が自分であっていいんだ!」 と思える “自己を肯定できる心の育み” も、 同一性の育みに繋がりえるのです。そして、この変化に対する心理的な克服として、友達や仲間との出会いが重要になると言うことがよく分かります。


そうして、子どもから大人へと、大きく変わりゆく自分に後押しされながら、大人として実社会に出ていく為の準備・・・意識の大人化を自ら図ろうとする時期なのです。

その過程においては、

・自分にとって「望ましいもの・望ましくないもの」
・自分自身の理想に「添うもの・添わないもの」
・自分にとって「大切だと思えるもの・そうでないもの」


と言った価値基準を選択したり、そぐわないものを放棄したりしながら、友達同士や、クラスメイト、そして、社会的に自分は自分であるという自信を持ち始めながら 「 同一化 」 → 「 同一性 」 を図る大切な時期。

この時期には、 「 自分で選択する(決断する) 」 と言う、必然性が強いられていく時期でもありますので、当然、悩み事も増えていきますね。 進路についての悩みを始め、異性を意識し始める初期段階でもあるので、恋についての悩みや相談事も増えていきます。
この時期に、何でも相談できたり、打ち明けられたりできる親友や友達を持つことが大切だとされる理由もここにあり、そうした悩みを一つ一つ解決してゆく過程そのものが、実は、この青年期を乗り越え、同一性を獲得してゆく上で大切な時期でもあるのです。

そうして、自分自身の自己価値を育んでいくのです。


しかし、この時期に 「 同一性 」よりも 「 同一性の拡散 」 が上回ってしまうと、心身に不安定な心を残しまう場合があるのです。

「同一性の拡散」とは、その名のごとく、安定しないこと。定まらないこと。


つまり、自分自身の考え方や価値観・・・、もっと分かりやすく例えるなら、

・「自分はどういう人間なのか?」
・「自分は何がしたいのか?」
・「自分には何が合っているのか?」

と、言うこと分からないまま、不安定な状態のままで次の段階を迎えてしまうと言う事でもあります。
また、 「自分が自分である」 という心の育みが弱くなってしまうと言うことは、 “自分の欠点の認め” ができなかったり、“自信のなさ、自分を愛せない” と言った心の育みに繋がってしまうことにもなります。

少し余談になりますが、最近ではこの 「 青年期 」 を30歳位までとされる見方も出始めています。もちろん、段階年齢は人によって環境が違う為に様々なのですが、昨今のフリーターやニーとと呼ばれる人達が増えてきているのも、実は、この時期の仲間集団などを通じた親密性の育みの希薄化がもらたしている現象であるのかもしれません。

そうして、 「 同一性の拡散 」 が大きくなりすぎてしまうと、精神的不安さも大きくなり、自分自信が何者なのか分からなくなってしまう病になることも往々にしてあるようです。

 

【自己同一性とは (整理してみると・・・)
※自分は自分である、という自己意識と存在感を育むもの
※自分自身が周囲から、あるいや社会の中で認められた存在だという心を育んでゆくもの
※社会の中で役割を果たしているという確信と、自己価値観。
※自分の欠点を認め、自分自身を受け入れることができる自己受容を育みながら、自己を価値を確信してゆくもの。




☆解決が導くもの ・・・ 「親密性」
→解決とは、その時期の葛藤を自分自身の心に統合化されていく事によって育まれていくもの
☆中核的な病理  ・・・  「役割拒否」
☆心理、性的な段階と様式 ・・・ 思春期



そうた青年期を背景を踏まえると、この時期に必要となるものは、
※第二次性徴を迎える自分の身体への認
※同年齢の仲間やクラスメイトとの親密さ、仲間作り
※相談者となりえる、お兄ちゃんお姉ちゃん的存在となりえる場の提供
※異性との関わり環境の場の提供 


が、とても大切になることに気付かされます。



尚、青年期にこの「親密性」の獲得がスムーズにいかないまま、大人へと成長する場合も往々にしてあり、自分自身を愛せない・・・つまり、自己受容できない心を育ませてしまう場合もあるようです。しかし、大人になってからその時々の“出会い”を通じて「同一性」が育まれたならそれは、「親密性」の育みに繋がり、次なる成人期の段階にスムーズに移行できるということですね。

次回は、「6:成人期 (親密性 vs 孤独) について考えてみたいと思います。

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