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※何か一つでもあなたの心に響くことがあったなら、その響きを大切な人に分けて頂けるととても嬉しく思います。
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「個性重視」という言葉があります。

「個性重視」と言うと・・・、

※その人のしたいことをさせてあげること。
※その人の良い所を伸ばして上げること。

その人の考え方や、行動、生き方を尊重するとの視点が一般的な考え方のように思えます。

特に私達の職場のように、お客様(子ども達)を相手に、健康を支援するようなスイミングクラブ業界や、教育に携わる業界においては、子ども達の考えや行動を“見守る事”が、子ども達にとっての成長に繋がる“個性重視の考え方”だと受け止められる場合があります。

でも、サービス提供者(企業)として、単に子供の考えや行動を“見守る事”のみを特化して“個性重視の在り方”だと考えてしまうと、とても大きな問題に直面します。

例えば、極端な場合ですが、

※プールサイドを全力で走り回っている子ども達がいたならどういった対応をするでしょうか?
※友達同士で殴りあってけんかをする子供達がいたならどうするでしょうか?
※火遊びをしている子供がいたならどうするでしょうか?

中には、

・「危ないから走らないで・・・」
・「大きなけがになるからやめようね・・・」

と言う人もいるでしょう。

中には、

・「走り回るくらいの元気がないとね・・・」
・「けんかし会える関係から育める事もたくさんあるしね・・・」

そう、感じる人もおられるのではないかと思います。

その時の状況に応じて、当然注意が必要な場合もあるでしょうし、見守るスタンスをとることもあるでしょう。

でも“個性重視”を、「したい事をさせてあげる」事のみの視点から考えていくと、実は、「危ないからやめてもらおう・・・」とする行為は、その子にとっての個性を重視する事からは遠のいてしまうことに気付かされます。

だって、「子供のしたい事」を個性重視だと考えている人が、「それはだめだよ!」と注意する事は、個性を重視していることにはならないですよね。

つまり、ここで気付かされることは、

※単に、子供の考えや行動を単に、

「見守る事」=「したい事をさせてあげる事」

との視点で考えてしまうと、それは、“個性重視”には繋がらない・・・。むしろ、“放任”している事に繋がりえる場合があると言う事。


実は、子ども達の「〜したい!!」という欲求に対して、“自由”に行動が許されることのみを“個性重視”だと考える視点から、実は、サービス提供者の側にも「個性」があると言う事を、“素直に認めること”の視点もまた、大切な視点と言えます。

※「こうあって欲しい」「こうしてもらいたい」、そうした私達自信にとっての“思いや願い”。
※「指導する側」「教える側」にも「個性」があると言う事を謙虚に認める視点。

つまり、

相手に個性があるように、指導する側の私達にとっても“個性”があると言う事を事を受けとめて、指導する視点がまた、「個性を重視することの大切な視点」であるように思えます。

・怒るもよし、叱るもよし、ほめるもよし・・・。
・遊ぶもよし、遊ばせるもよし、泳がせるもよし・・・。
・話し合うもよし、テストするもよし、並ばせるもよし・・・。

自分自身の「指導したい」という“個性”が、指導している立場にあることを素直に認め、指導者の個性が様々な形で表現されていくことの中に、実は、

お客様にとって、私達にとっての商品の質を高める事につながる道筋があるように思えます。

今日の気付きでした。 






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「子ども」と「大人」が特殊な関係にあるかと言うとそうではありませんね。

でも中には、

「子供」は「子供」だから・・・。
「大人」は「大人」だから・・・。 と、

あたかも“違う全く違う関係”にあるように線引された光景を目にすることがあります。

よくよく話を聞いてみると、“子どもの為”と言いつつ、「大人」の一方的な価値観の押しつけであったり、大人の体裁を守るが為の自己防衛の為の歩み寄りであったり・・・。

悲しいかな、TVや報道番組で子ども達たちが“不幸の事件の主人公”になる事件などをみると、個性を重視する在り方の視点が、本当に子ども達を守るが為の役割を果たすことに繋がりえているのかどうかというと、そうでない事も多いのではないかと感じてしまいます。

そうした心の持ち方が大きく変化しつつある背景には、戦後、急激に高度成長を遂げた日本社会の在り方にも多く関係しているように感じます。

日本の封建社会や軍事国家の時代には、「生きる為」「お国の為」にと、統制的でありながらもそれなりにしっかりとした意志(目標)がありました。

でも今は違います。

・欲しいものが欲しい時にいつでも手に入る時代。
・モノがありふれる時代。

それ故に、生きていくことの目標が見出しにくい時代だと言われています。

なぜ、そんな時代になってしまったのでしょうか?

子どもが変わったから・・・!? それとも
大人が変わったから・・・!?
経済が不況だから・・・!?
社会が変わったから・・・!?

決してそうではなくて、敗戦と共に民主化し、個人の“自由”が尊ばれる時代に変化してきた事が子ども達や私達(大人達)、そして、社会を変えてきたのではないかとも思えます。

特に、右肩上がりの経済復興を経てきたからこそ手に入れた「自由」。

でも、この「自由」が、今日ような内面的な不安をもらたし始めていることの現れでもあるようにも感じます。

昔の時代ほど生きる為に不自由を感じなくなりつつある時代・・・、

そんな時代だからこそ、人の心も多様化して、何を目標に、何を基準に子育てをして良いのかがわからなくなってきたと言えるのかもしれません。

今の子ども達に、

※何が足りていて・・・、何が足りなくて・・・、
※何が必要で・・・、何が必要でないのか・・・、

そして、

自由気ままさがばかりが先行しすぎたり、放任過ぎたり、過干渉過ぎる今。

それにストレスを感じて、不安を感じて、子ども達が“不幸の事件の主人公”になってしまう程、行きにくさが先行しつつある今。

子ども達の「やりたいこと」「したいこと」

“個性を尊重した指導の在り方”もまた、これからは必要な視点だと感じつつある私。


「個性を尊重する」事の意味を皆さんはどのように考えますか?














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今日の気付き・・・、 「おいしいモノは飽きるもの・・・。」

一昨日、ウェルビにて“健康フェスティバル”が開催されました。
フェスティバルを開催した背景には、お客様のますますの心と身体の健康つくりの応援をしたい・・・。
そして、普段は体験できないプログラムを通じてお身体に対する新たな“気付き”を感じて頂くことで、
改めて、お身体と向き合い、日々の運動習慣を見つめなおす契機として活用頂きたい。
そんな思いから開催させて頂きました。

しかし、サービスを提供する側の私達にとっても、そこから多くの“気付き”がありました。


◎一つ目の気付きは、

「成功の目安は、集客や動員数のみによって図れるものではない!?」

と言うこと。

今回、プログラムにご参加くださった皆様方は、

「参加したい!!」と言う“理由”があるから参加して下さいました。

ご参加くださったお客様は、

※何かしらの“興味や関心”があり、
※何かしらの“不安や悩み”を解消したい
!!


という気持ちがあるから、参加すること決意なされました。

※提案したプログラムが成功したかどうか?

その事を示そうとする際に、見失いがちな視点・・・。

それは、「動員できた事」そのものを、“成功の目安・結果の判断”にしてしまう事。

実は、そこに、

サービスを提供する側にとっての大きな“落とし穴”が潜んでいる事に気付かされます。

もちろん、動員できた事は、動員に繋がらなかった事に比べると、とても大きな成果だといえます。

でも、実は、

動員できた事 =(イコール) お客様の満足には繋がらない。


つまり、お客様の満足を図る為の物差しは、

「満員御礼で、目標にしていた動員に達した事」のみで判断すべき事ではないということです。

それよりももっと大切な事。

それは・・・、

※お客様の抱いていた“興味や関心”
※お客様の抱いていた“不安や悩み”

が、そのプログラムに参加することによって、“解消”されたかどうか?

その視点こそが、

※提案したプログラムがうまくいったかどうか?
※提案した商品に満足頂くことができたかどうか?

という事を示す物差しになるのではないかという事です。


サービス業を担う私達にとってイベントはつきものです。 

でも、

※イベントが終わった事に満足していませんか?
※満員で迎えられたことに満足していませんか?


終りがあるということは、新しくまたはじまりがあるという事。


つまり、その総括の仕方によって、随分、“始まり方”に差がでてしまうという事。

お客様に「満足頂けたかどうか?」は、“お客様に聞く”以外に方法はありません。

中には、

※満足していなくても、「満足です!」と答える人もいるでしょう。
※楽しくなくても、“楽しかった”と答える人もいるでしょう。

でも、

※本音を、言い合える関係・・・。
※お客様の求めている事や、不安や悩みに耳を傾け、向き合おうとするスタンスであり続ける事も実は、

サービス提供者として大切な心の持ち方であり、

お互いにとっての“始まり方”にも、大きく影響するものではないかと思えます。


(“繋がり合える関係”と言うのも、実は、いいことも、悪いことも素直に言い合える関係・・・、受け止め会える関係の中から育まれていくものだとも思えます。体裁を気にし、気を使う関係の中から育まれてゆくものではないってことですね。)


そして、もうひとつ“大切な視点”がにある事に気付かされます。


◎二つ目の気付き・・・、 それは、

「おいしいものは、飽きるもの」

実は、次にまた、同じ商品・同じ内容・同じ企画で提案してとしても、それはお客様にとっての“満足”は繋がらないと言うこと。

※「期待や欲求」が、満たされたお客様は、また次の新しい「期待や欲求」を心に抱きます。
※「不安や悩み」が解消されたお客様は、また新しい「不安や悩み」を心に抱いてゆくもの。

つまり、

※今よりも質の高い・・・、
※今よりの内容の濃い・・・、
※今よりも新しい・・・、

商品を提案する事の中に、実はお客様に満足頂くことの大切な視点があるのではないかと思えてなりません。

お客様の期待や求め、不安や悩みは日々変化していきます。

その悩みに答えうる商品を限りなく追及しつづける事の中に、商品の価値が存在する。

 
「商品の価値」というのは、

お客様の期待や求め、不安や悩みを解消する事によって見出されていくもの。


サービスを提供する立場にある人ほど、その事を心得ておくこともまた、大切な事なのではないかと思えます。


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PS:「おいしいものは、飽きるもの」
この言葉は、セブンイレブンの創始者:鈴木敏文社長の代表的な語録として示された言葉。
その言葉の意味を少し紹介させて頂きますと・・・、
お客様は「おいしいモノ」を出さないと買ってくれない。でも、おいしいモノには裏返しの意味があって、それは、「飽きる」と言うこと。おいしければおいしいほど、食べ続ければ食べ続けるほど、それと同じくらい「飽きる」と言うこと。
私達の商売は、お客様が飽きる商品を毎日毎供給し続けなければならない不合理な事を行わなければならないのです・・・。
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私達が普段当たり前に口にしている“お客様満足”。

実はこの言葉の中にも“飽きさせないための工夫を提案し続ける事”の意が込められているのではないかと思います。

“お客様にご継続いただくが為に提案している商品(内容)が、

◎「マンネリしたものになっていないかどうか?」
◎「飽きさせない為の工夫がなされているかどうか?」

その視点から、日常の行動を見つめ直してゆく事の中に、お客様に喜んでいただく為の大切なヒントが隠されているのではないかと思えます。











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私達のような、人を相手にサービスを提供するような職場の場合、働き手である人(社員)がまた、会社やお店の評価の対象になりますね。

「人こそ商品」と言う言葉がありますが、まさに、一人ひとりの応対が、企業の評価となり、その“善し悪しが、“口コミ”と言う形で伝えられる場合があります。

全国消費者調査によると、「悪い噂」は「良い噂」のおよそ“2倍”多く伝わることを発表しています。

それはどういうことかと言うと・・・、

※商品や接客応対、苦情処理に満足したお客は、“良い評判”を“4〜5人”に話す。
※商品や接客応対、苦情処理などで不満を感じたお客は、“悪い評判”を“9〜10人”に話す。

と言うことです。

“良い噂”が口コミとして人から人へ伝えられた場合、1人の人から実は4〜5人もの人にその良い噂が伝えられていきます。
サービスを提供するお店(企業側)にとっては、「宣伝もしないのにお客様が集まること」と言い換える事ができ、まさにお店(企業側)にとっては、“広告”や“セールストーク”以上にとても大きな影響力を示すことが分かります。

しかし、悪い噂の場合はどうでしょうか?

その場合には、たった一人の人から9〜10人もの人へと、その悪い噂が広まってしまうのです。
これをサービスを提供するお店(企業側)に当てはめて考えてみると、「宣伝してもお客が集まらない」と言い換える事ができます。

その場合、中でも“原因がはっきりしている場合”には、

“誠意”と言う形でお客様にその“こころ”を伝え、信頼の回復を図る場合があります。

では、

◎“誠意”とはいったいどのようなものなのでしょうか?
◎あなたの考える“誠意”とはどのようなものなのでしょうか?


今回の学び・・・、

「誠意」と言う言葉には、「まごころ」「お客様の立場に立つ」などの意味が深まれています。

しかし、実はここにとても大切な“2つの視点”があることに気付かされます。

まず、

◎1つ目の視点は、「まごころを持つ」「お客様の立場に立つ」だけでは本当の意味での“誠意”にはなりえないということです。

“誠意”とは、嘘、偽りない素直なこころを「行為」「行動」で示し伝えるという事。つまり・・・、

“誠意”と云う言葉を念ずるので無く、「行動」として相手に伝えられて初めて“誠意”になりえると言う事。(思っているだけではダメだと言う事です)

そして、

2つ目の視点は・・・、

例え、自らの“誠意”を「行動」として示し、伝えたとしても、相手がそれを“誠意”だと感じてくれているかどうかは=(イコール)にならない場合があるという事。(当事者にしかわからない)

人それぞれ、心の持ち方や考え方、受け止め方は様々。

どこまで相手の立場にたって考えて考えたつもりでいても、所詮は自分の勝手な判断にすぎないということ謙虚に認めるこころの持ち方が大切になるということ。

つまりは、その謙虚さもまた、誠意だとも言えるのではないでしょうか?

今日の気付きでした・・・。







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■今回の気づき・・・

「指導者とは、お客様に受け入れられて位置することが出来るもの!!」



今日のような、不況やデフレの時代に必要とされる“視点”について考えれば考えるほど、

人々の心の内面に寄り添うスタンスをもって、
お客様の求めるご要望にお応えできる“指導能力”があるかどうか?


と、言うことが、サービス提供者の役割として大きく問われ始めているような気がします。

「指導者」と言う言葉を用いると、その受け止め方は業種業態によって様々で、その在り方も、企業の示す指針に比例するものだとも思えます。

先生として、コーチとして、医者として、、講師として、公務員として・・等々、それぞれの立場や状況によってその指導の在り方も様々だという事です。

しかし、私たちのようなお客様を相手にする業界において、

「指導」=「サービス提供者による一方向的な教え」

と説いてしまうと、お客様満足から道がそれてしまう場合があることに気付かされます。

例えば“大人の方”のスイミングを例に考えてみると、

4泳法の習得を目的とする「水泳教室」などの場合には、泳げるようになる為の技術指導を行う事そのものが、その教室にとっての“商品の価値”=お金(会費)を頂戴した対価として提供しなければならない“約束事”となります。

しかし、お客様の入会動機や、期待されている事などをお伺いさせて頂くと決してそれだけでは、本当の意味での“継続の支援”には繋がりえないという事に気付かされる事があります。

私が担当している水泳教室にこられる会員の皆様の場合だと、“泳げるようになる事”のみ、を目的にこられている方は少なく、

※「老後の健康維持の為・・・」
※「仕事や家庭内のストレス発散の為・・・」
※「気軽に悩みを打ち明けられる、共有できる居場所作りとして・・・」
※「自宅介護などのストレスからの解放」・・・ などなど、

泳法を習得する以外の目的をお持ちの方がほとんどで、お一人お一人の目的や期待されている事や、不安や悩みも様々で、日々、その動機もまた変化していかれる事に多くを学ばれせて頂いています。

そしてそれは、子供の場合も同じです。

提供している商品が、「4泳法の習得を約束している教室」である場合でも、実はご利用になられる保護者の皆様の期待はと言うと、違うところにある場合があります。

とくに幼少期〜学童低学年の子ども達においては、子ども当人の期待よりもむしろ、その意思決定は保護者に求められる事の方が圧倒的に多くて、その期待もまた「No.1」になることよりもむしろ「体力作りや「チャレンジ精神」「おぼれない泳力を身につける」「仲間作り」等など言った心身両面の発達を期待して体験に来られる方が非常に多くおられます。

指導の仕方は、企業の指針や業界のあり方によって様々だとは思いますが、上記のような視点・・・、つまり、お客様に受け入れられる“指導のあり方”を考えれば考えるほど、

指導する(教えるということ)の認識に、とても差があるのではないかと感じます。

私もこの業界に携わり始めた当初は、“指導する(教える)”と言うことのあり方について、
※「指導者として、常に立派にあらなければならない・・・」
※「指導者として、完璧でなければならない・・・」
※「指導者として、技術指導のみに徹しなければならない・・・」


と、感じていた時期がありました。

しかし、一方的な知識や教えを指導するスタンスに立つと、どうしてもお客様との距離が縮まらず、「喜んでもらいたい」「満足してもらいたいと思う気持」はあるものの、何か物足りなさを感じ空回りを感じていた時期がありました。本音を聞き取れず退会されていったお客様が多くおられたことも、実は、そうした、一方的な指導の教えが、お客様にとっての“こころの居場所”を失わせていたのかもしれません。

そうした、反省を繰り返しながら、最近になってようやく、指導する(教える)立場にあるサービス提供者としての“指導の在り方”に少しづつ変化を感じてきたように思います。

「指導する(教える)という事」は、指導する側の「指導したいと!」という期待の現われであって、指導する側の単なるお願いに過ぎないと言うスタンスがとても大切だと思えるようなりました。

「指導する側の立場」に立つと、あたかも神や仏にでもなったかの如く、一方的な教えを解こうとする人達がたくさんいます(私もその一人でした・・・)

しかし、実は「指導したい」という気持ちは、“指導する側の立場にある人の願い”“会社の願い”を伝えることに過ぎず、それがまた、謙虚でなければならない理由でもあります。

◇会員の皆様よりも、コーチの方が立派なのか?
◇お客様よりも、指導者の方が立派なのか?

というと、決してそうではありません。

今提供している商品が100%の保障をもって、その人の生き方や願いの実現が約束できるかというと、そうではなく、私たちの“思いや願い”が、会社の願い”と合致し、商品を提供できているとの視点に立てば、おのずと、指導する側の立場の人は、謙虚であらなければならない事が指導者としての役割でもあることに気づかされます。

そして、

コーチという肩書きや、資格という肩書きが、指導者を作るのではなく、

◎お客様がその指導を受け入れて初めて、「指導者」としての立場に位置することができる視点が、これからの指導者のあり方として求められるのではないかと感じます。


そしてまた、「指導したい!!」と言う気持ちがいったい誰の為にあるのか?

その事に目を向けて考えてみると、日々の指導の在り方もまた変化し、お客様の心に響き、届けられるメッセージの幅も広がるのではないかと思います。


■今回の気付きでした・・・。


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私のブログにいらして頂いた皆様に感謝です!!  
お時間の許す限りゆっくりとご覧頂けると嬉しく思います 

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※何か一つでもあなたの心に響くことがあったなら、その響きを大切な人に分けて頂けるととても嬉しく思います。
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今回は、私の尊敬する一人、“カリスマ経営者と呼ばれている小山昇氏”、の著書からの“気づき”・・・。(小山氏は、知る人ぞ知る株式会社武蔵野の社長であり、落ちこぼれ集団を見事増収増益に導いた今やカリスマ的経営者。大ヒットした『経営の見える化』は私の必読書の一つ。)


※書き始めると止まらなくなり少し長くなってしまいました 、が、しばしお付き合いくださいませ


◆一コマより
●テーマは【管理職】。
「アタマがやわらかいか、やわらかくないか」は、人間が素直か、素直じゃないかです。
「成長するorしない」は、能力が高いor低いではなく、人の言ったことを素直に信じられるかどうかです。



この言葉のように、年齢を重ねるごとに、人の意見を、意見として“素直”に聞き取れなくなってきた自分に気づかされる時があります。 例えば・・・、

ついつい、「 ○○○ はこうだろう!」「 ○○○ はこうあるべきだ!!」と、自分自身の固定観念から、一方的に考え方(価値観)を押し付けてしまいそうな時・・・。

ついつい、自分を支えてくれる部下たちや、自分を取り巻く人たちの意見に対して、耳を傾けることがおろそかになってしまう事・・・。


◎皆さんもこんな風に感じた事はないでしょうか?


一方的に「自分の考え方(価値観)」を押し付けてしまいそうな時というのは、これまで自分自身が培ってきた、

“過去の経験”や、
“過去の失敗”
“現在に至るまでに経てきた知識”
、 そして、
人に教えられた事”  などが土壌にあるから・・・。

自分の考えを“伝える”事はとても良いことなんだけれど、その前に、素直に相手の考えている事・・・“不安や悩みや考えていること”などを「聞く」というスタンスが「前提」になけらば、その人にとっての“問題の解決”には繋がらない場合があるのではあるのではないかと感じることがあります。

つまりは、結果的に伝えたいことが、“伝えられていない・・・”

※相手が何に悩み・・・、
※何を望んで・・・、
※何を欲して・・・、
※何を期待して・・・、
※何を求めているのか・

その人の考えている“問題解決の為の役割”を果たそうと思うと、
一旦、自分の考え方や価値観を捨て、“素直に人の意見に耳を傾ける”、という視点を持たなければ、その人にとっての“問題を解決”したりや、“意欲の向上”には繋がりにくなってしまう・・・。

そしてそれは、

「サービス業」に携わる業界全てに当てはまるのではないかと思います。


「お客様の心理(商品を購入する側の心理)を考えてみると・・・、

例えば、

「モノ」を商品として扱っているお店の場合には、には(テレビや家電、家具、パソコン、コップ・・・等々、なんでもいい。)その商品を購入しようと思う心の背景には、必ず商品を購入する事によって何かしらの 「満たされたいと願う期待や欲求」があるのではないかと思います。

そして、

「もの」を商材として扱わずに、「サービス」を商品としているお店や企業・・・、私の勤めるスポーツクラブ業界のように、スイミングを習ったり・・・、肩こり腰痛予防・ダイエットなど、身体的な不安解消を支援するプログラムを提供する場合も同じ事がいえます。

「商品」を購入しようと思うお客様の心理には、必ず、

※「○○
を楽に泳げるようになりたい!」
※「肩こりや腰の痛みを軽減したい!」
※「○○kgやせたい!!」


そんな「悩み」や「不安」があるはずです。

にもかかわらず、現場を見ると、

※「私は指導者だから・・・、」
※「コーチだから・・・、」
※「インストラクターだから・・・、」 

と、ついついお客様の“期待や悩み”・“望んでいる事”を、置き去り・・・、

一方的に知識を伝える指導をしたり、
一方的にこれまで経てきた経験を押し付けてしまう ・・・ そんな光景を目にすることがあります。

(※そういえば、先日服屋に入ったら、「今お勧めの服は〜です。あと1着しかないので・・・」って、私の思いも聞いてくれなくて、強引に売りつけられそうな事もあったっけ・・・。)


そうした指導現場を見ると、サービス提供者としての果たすべき役割というのを考えさせられます。

中には一方的に商品を売り付け、成り立っているお店もあるでしょう。

しかし、その事を、踏まえておかないのとでは、随分と“指導の質、サービスの質” 強いては、お客様の満足感に差が出てくるのではないかと思うのです。

例えば、
“働き始めたばかりの元気な20代”の方と、“定年間近の60歳の方”の指導がまったく同じでもよいのかというとそうではありません。

どちらの人も、「クロールが泳げるようになりたい!!」、

そう願い入会頂いていたとしても、実は、、よくよく話を聞いてみると、

「60歳の方は、持病として腰痛をお持ちである場合」 
があります。

また、

「実は、肩が痛くて腕が上がらない・・・、でもクロールが泳げるようになりたい!!」


そう感じている人もいます。

果たして20才の男性と、60才の男性と同じ指導でいいのか?

と言うと、そうではありません。


お客様、“お一人お一人の身体の状態や、症状に応じた“運動の提案の仕方”というのが必ずあるのではないかと思うのです。

実は、その視点

その視点を前提にしたサービスの提供こそが“お客様にとっての心身ともの満足感に繋がりえる”のではないかと思うのです。

つまり、その視点がない指導の提供、サービスの提供は、お客様の満足には繋がりにくくなるのではないかと言うことです。


※時が経つに従って・・・、
※年齢を重ねるに従って・・・、

自分の「知識」や「情報」はどんどんと増えていきます・・・。

しかし、

時と共に増えてゆく 「知識」や「情報」が、お客様の側に立って、役立てられているか? というと、それは決して、イコール(=)にはならない。

そう感じてなりません。



■今日の気づき・・・、

「相手の立場」、「お客様の立場」に立つ事ほど、難しいことはない。

でも、その事の意味を考え、その事の視点を持ち続けらているか? を、自信に問い続ける事の中に、実は、“人々の身体的不安や悩み”、“内面的満足感”を高めてゆけるヒントが隠されているのではないかと思えてならない。

お客様の喜んで頂き、楽しんでいただき、満足していただく為に、大切なことは、

「こころの声を“素直”に聞く」という事辿り着く。

そして、

“一方的な指導(価値観)を押しつけていないかどうか?”

ということは、本人には気付かないことのほうがはるかに多い。
なので、時に、周りの人がその事を気付かせてあげる事も必要なのでしょう☆

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アタマがやわらかいか、やわらかくないかは、人間が素直か、素直じゃないかです。
成長するorしないは、能力が高いor低いではなく、人の言ったことを素直に信じられるかどうかです。

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その言葉を胸に、今からまた“お客様満足主義でいこう♪♪”



■PS:そういえば、あの経営の神様と呼ばれている松下幸之助さんも、「人が成功するために最も重要な資質は“素直であること”」だとおっしゃっられてたことを思い出した。
「がんこ」や「こだわり」が美徳のように言われることがありますが、必ずしもそうではないと言う事なのでしょう。自分自身の信念を貫くことは大切なこと。しかし、「森を見て、木を見ず」では、見えるものも見えなくなってしまうということなのでしょう。

今日の気付きでした。

(※少々長くなってしまいましたが、これを目にした皆さまありがとうございます。)



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