----------------------------------------------
私のブログにいらして頂いた皆様に感謝です!!
お時間の許す限りゆっくりとご覧頂けると嬉しく思います
----------------------------------------------
※何か一つでもあなたの心に響くことがあったなら、その響きを大切な人に分けて頂けるととても嬉しく思います。
Your happi
「個性重視」という言葉があります。
「個性重視」と言うと・・・、
※その人のしたいことをさせてあげること。
※その人の良い所を伸ばして上げること。
その人の考え方や、行動、生き方を尊重するとの視点が一般的な考え方のように思えます。
特に私達の職場のように、お客様(子ども達)を相手に、健康を支援するようなスイミングクラブ業界や、教育に携わる業界においては、子ども達の考えや行動を“見守る事”が、子ども達にとっての成長に繋がる“個性重視の考え方”だと受け止められる場合があります。
でも、サービス提供者(企業)として、単に子供の考えや行動を“見守る事”のみを特化して“個性重視の在り方”だと考えてしまうと、とても大きな問題に直面します。
例えば、極端な場合ですが、
※プールサイドを全力で走り回っている子ども達がいたならどういった対応をするでしょうか?
※友達同士で殴りあってけんかをする子供達がいたならどうするでしょうか?
※火遊びをしている子供がいたならどうするでしょうか?
中には、
・「危ないから走らないで・・・」
・「大きなけがになるからやめようね・・・」
と言う人もいるでしょう。
中には、
・「走り回るくらいの元気がないとね・・・」
・「けんかし会える関係から育める事もたくさんあるしね・・・」
そう、感じる人もおられるのではないかと思います。
その時の状況に応じて、当然注意が必要な場合もあるでしょうし、見守るスタンスをとることもあるでしょう。
でも“個性重視”を、「したい事をさせてあげる」事のみの視点から考えていくと、実は、「危ないからやめてもらおう・・・」とする行為は、その子にとっての個性を重視する事からは遠のいてしまうことに気付かされます。
だって、「子供のしたい事」を個性重視だと考えている人が、「それはだめだよ!」と注意する事は、個性を重視していることにはならないですよね。
つまり、ここで気付かされることは、
※単に、子供の考えや行動を単に、
「見守る事」=「したい事をさせてあげる事」
との視点で考えてしまうと、それは、“個性重視”には繋がらない・・・。むしろ、“放任”している事に繋がりえる場合があると言う事。
実は、子ども達の「〜したい!!」という欲求に対して、“自由”に行動が許されることのみを“個性重視”だと考える視点から、実は、サービス提供者の側にも「個性」があると言う事を、“素直に認めること”の視点もまた、大切な視点と言えます。
※「こうあって欲しい」「こうしてもらいたい」、そうした私達自信にとっての“思いや願い”。
※「指導する側」「教える側」にも「個性」があると言う事を謙虚に認める視点。
つまり、
相手に個性があるように、指導する側の私達にとっても“個性”があると言う事を事を受けとめて、指導する視点がまた、「個性を重視することの大切な視点」であるように思えます。
・怒るもよし、叱るもよし、ほめるもよし・・・。
・遊ぶもよし、遊ばせるもよし、泳がせるもよし・・・。
・話し合うもよし、テストするもよし、並ばせるもよし・・・。
自分自身の「指導したい」という“個性”が、指導している立場にあることを素直に認め、指導者の個性が様々な形で表現されていくことの中に、実は、
お客様にとって、私達にとっての商品の質を高める事につながる道筋があるように思えます。
今日の気付きでした。
- 2010.07.08 Thursday
- 接客に関する事
- 01:18
- comments(0)
- trackbacks(0)
- by ●知田 良博(ちだよしひろ)